顔がむくむ、だるい、肩首こり…の原因「上半身の滞り」を流す!腕を握ってしぼるだけの【関節ほぐし】

 顔がむくむ、だるい、肩首こり…の原因「上半身の滞り」を流す!腕を握ってしぼるだけの【関節ほぐし】
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西川尚美
西川尚美
2024-05-09

本来ヨガとは「関節の硬さを取るためのもの」ということを知っていますか? 気の巡りの「滞り」の大半は、関節の乾きからくる「硬さ」なのです。今回は、腕をしぼって振って、気を流して、血液を流して、リンパを流し、むくみを取るヨガをご紹介。肩こり、首こりがすっきりして、小顔効果も感じられます。

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年齢を重ねると関節が硬くなる!?

古来から日本では「腱引き」という整体術があり、腱、すなわち関節と筋肉の繋ぎ目を「引く」(伸ばす)ことで体のメンテナンスを行ってきました。

また女性は、加齢とともに女性ホルモンが低下していくと、少しずつ関節が固くなっていきます。関節ヨガストレッチをして、いつまでも柔軟で身軽な心身を維持してきましょう!

首こり・肩こりを緩和する関節しぼり

上半身、特に腕の関節、手首の関節、指の関節を絞って伸ばすことで、気エネルギーがどんどん流れるようになります。同時に首こりや肩こりが解消され、腕から首、肩のラインのむくみが取れることで小顔効果も期待できます。

ストレスも発散できて気持ちもすっきりしますよ。

上半身の経絡MAP

・心経絡(Heart Meridian)が影響する気持ち、感情・・・「喜び」「愛情」「熱情」「興奮」「心の痛み」「情緒不安定」「不眠」「自律神経失調」

・肺経絡(Lung Meridian)が影響する気持ち、感情・・・「内省」「悲観」「悲しみ」「憂鬱さ」「気が塞ぐ」「涙が出てくる」「共感疲労」

・心包経(Pericardium Meridian)が影響する気持ち、感情・・・心包は心の鎧。「喜び」「愛情」など心と同様です

経路1
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経路2
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経路3
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上半身のこりが取れる「関節しぼり」

関節しぼりのポイントは、痛気持ちいい程度にストレッチすること。毎日続けて、美容や健康を保っていきましょう。

ストレッチ中は、指先から肩まで、両腕にあるすべての関節を感じてみてください。じんわりと温かく、血行も良くなり、動きやすくなっているのを確認できます。

1、床に座り、「前へならえ」のように両腕を前方に出す。

maenarae
photo by naomi nishikawa

2、右腕を上に左腕を下にして、交差させる。

cross
photo by naomi nishikawa

3、両手のひらを下にねじり、手のひら同士を合わせる。

akusyu
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4、つないだ両手を内側から外側へくるっと返して、腕をぎゅっと絞り上げる。

腕組み
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パターン1:深呼吸を3回して、腕の上下を入れ替えて同様に行う。

パターン2:握って絞り上げた腕を上下に振り下ろすように10回動かす。腕の上下を入れ替えて同様に行う。

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sita
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バリエーション

1、胸の前で両手をこすり合わせて、練(気)功をしましょう。

ねる
photo by naomi nishikawa

2、練って熱くなった気を使い、手のひらで身体中をなでて良い気を広げましょう。

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動画でも確認できます

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AUTHOR

西川尚美

西川尚美

西川尚美 サンディエゴでヨガに出会う。現在オンラインクラスでブレスワーク、陰ヨガ、瞑想、指導者養成講座を開講している。インサイトヨガのサラパワーズ氏、陰ヨガ創始者ポール・グリリー氏に師事。マインドフルネス陰ヨガ指導者養成講座 開講中。YYTT500、全米アライアンス RYT500認定講師 、介護予防運動指導員 著書「朝ヨガ夜ヨガ」宝島社 DVD「陰ヨガ for beauty & healing」



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