不妊症で悩むあなたにオススメする妊娠力を高める3つのポーズ

 不妊症で悩むあなたにオススメする妊娠力を高める3つのポーズ
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この言葉は、2002年にハーバード大学の心理学者アリス・ドーマーが行った研究によって裏付けられています。ドーマーは自身が行った10回のプログラムに不妊患者を参加させて、ヨガや瞑想をはじめとするリラックスする方法を指導したところ、患者の55%が1年以内に妊娠(そして出産)しました。プログラムを受けていない患者のグループでは、出産したのは20%にすぎませんでした。

多くのヨギも、幾つかのポーズによって生殖器系に(生命エネルギーを意味する)気つまりプラーナが送られて循環がよくなると信じていて、卵巣を刺激したり、男性の場合は精子の数を増加させる効果さえあると考えています。

マタニティヨガの指導者で助産婦でもあるヴァレリー・ハミルトンは、IYTAで出産前および出産後のヨガの指導者養成を行っています。ハミルトンは体外受精を受けようとしている女性を対象にヨガを行っていますが、ヨガや瞑想によってリラックスすることが妊娠するのに役立ったと感じている人がいることがわかっています。

ハミルトンは次のように話しています。「不妊のためにヨガを行う利点は、筋肉を増強する、骨を強化する、柔軟性と姿勢とバランスを高める、体のあらやる系統を支えるなど、ヨガをする人にとっての全般的な利点と変わりません。ヨガでは免疫系、内分泌系、生殖器系を支えることによって妊娠する力を高めるポーズや練習を重視しています」

ハミルトンは、腹式呼吸に集中することや、骨盤を緩やかに傾ける橋のポーズ、背骨のツイスト、キャットカウポーズ、チャイルドポーズダウンドッグ、さまざまなランジ、山のポーズ、木のポーズ、骨盤底を収縮させること、亡骸のポーズを特に勧めています。

妊娠する力を高める3つのポーズ

スプタバッダコナーサナ(横たわった合せきのポーズ) 弛緩反応を促し、太腿の内側をストレッチし、生理痛を和らげ、スヴァディスターナチャクラを開くのと同時に、骨盤と生殖器にエネルギーをもたらして血流を盛んにします。

ウパヴィシュタコーナーサナ(開脚前屈のポーズ) 生殖器を刺激してマッサージするほか、心をリサックスさせ、腎臓を解毒すると考えられていて、肩、太腿の内側、背面、ハムストリングの柔軟性を高める素晴らしいポーズです。

ヴィパリタカラ二(壁に脚を上げるポーズ) 心が静まる穏やかな逆転のポーズで、副交感システムのスイッチを入れるのに役立ちます。骨盤の周辺への血流を盛んにして、生理痛を和らげるとも考えられています。
 

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Translated by Setsuko Mori