40代からのぽっこりお腹に【たった1分!】寝たまま息を吐くだけ呼吸エクササイズ
年齢と共に気になるお腹まわり。どうにかしたいけれど運動は苦手…。今回はそんな方に向けた呼吸を利用した下腹部引き締めエクササイズをご紹介します。
40代以降に増えるお腹まわりの悩み
下腹が出るぽっこりお腹や脇腹に付く浮き輪肉。若い時は気にならなかった方でも歳を重ねるとつきやすくなります。その主な原因は、
● 代謝が低下することによる脂肪燃焼の低下
● 筋力低下による内蔵下垂
加齢と共に基礎代謝が下がり脂肪を燃やす力が衰えます。また、内臓を支える筋力も低下することで内臓が正しい位置より下に落ち、ぽっこりお腹をつくります。
お腹まわり悩み解消のポイントは腹横筋
「ぽっこりお腹をなんとかしたい」と思うと、お腹の前(下腹部)ばかりが気になるかと思いますが、実は、お腹まわりの悩み解消に使う筋肉はお腹をコルセットのように包む腹横筋。腹横筋とは内腹斜筋のさらに内側、側腹の最も深層にある筋肉(インナーマッスル)を指し、腹式呼吸において息を吐く動作や腹腔内部を圧迫し、お腹を凹ませる働きがあります。また、内臓を覆っているため、便通や臓器の位置にも影響するとされています。
腹横筋を鍛えると腰痛を予防したり深い深呼吸がしやすくなるのですが、腹横筋は体幹の動きにほどんど貢献していないため、トレーニングすることが難しい筋肉でもあります。
急な運動はケガのもと
お腹まわりの悩みを解消するためにいざ身体を動かそうとしてみても、運動習慣のないかたは思うように身体が動かず、思わぬケガをしてしまうこともあります。特に、筋トレや負荷のかかる運動は意識したい場所以外にも力が入ってしまい、筋肉や関節を痛めることもあります。今回ご紹介するエクササイズのようなやり方であれば、運動が苦手な方でも寝たまま簡単に他の筋肉に負荷を掛けず安全に行うことができます。気になるぽっこりお腹や浮き輪肉を呼吸で解消しちゃいましょう!
寝たまま息を吐くだけ!下腹部引き締めエクササイズ
今回は寝たままお腹を凹ませたり膨らませたりしてお腹を締めていくドローインエクササイズをご紹介します。ポイントは手を腰の下へ入れて、腰で手をつぶすように圧力を掛けること。ただ息を吐くドローインよりも腹横筋に意識を向けやすく、お腹まわりを締めることができます。
<やり方>
1)仰向けになり、両手のひらを下にして腰の下に入れる
2)息を吸って、腰で手を押し潰すように息を吐き切る
3)息を吸って腰を緩める
4)吐く息を長く、お腹を薄く締めながら息を吐き切るようにして、1分間繰り返す
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
AUTHOR
mai
『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く