【体力や筋力が落ちてきたら…これやろう!】全身に効率よく効かせて引き締められるワイドスクワット
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体力の低下や筋力の弱さを感じているけれど、体を動かすことに一歩踏み出せない、だから落ちた体力や筋力は改善されない…そんな悪循環に陥っていませんか?今回はそんな人におすすめのワイドスクワットをご紹介します。全身をしっかりと使えるので、体力づくりや筋力づくりのきっかけとして始めてみませんか?
ワイドスクワットにはどんな効果が?
ワイドスクワットは文字通り、足を大きく開いて行うスクワットです。足幅の狭いスクワットよりも体が安定しやすく、膝への負荷が若干少ないので、運動に苦手意識がある人にも始めやすいでしょう。また、次のような効果も期待できます。
お尻の筋肉を刺激
足を大きく開くことで、お尻の主要な筋肉、そして全身の中で大きな筋肉である大臀筋を刺激します。
引き締め効果だけでなく、座りっぱなしや運動不足からくる血行不良の改善や、お尻の筋肉の硬さから起こる腰痛の予防や緩和にも役立ちます。
内もものたるみ対策
足を大きく開いて膝を曲げることで、内ももの筋肉にも負荷がかかります。
内もものたるみが気になる人、座っている時に気がつくと膝が開いてしまう人にはおすすめです。
股関節の可動域を広げる
ワイドスクワットでは、股関節の硬さが気になる人がやりづらい、足を開く(外転)、つま先を外に向ける(外旋)、膝を曲げる(屈曲)動きが含まれています。
繰り返して行うことで、少しずつ股関節の可動域が改善されます。
体幹の強化
スクワットは下半身を強化しますが、その効果を得るには上半身の姿勢維持も必要です。これには体幹力が関わり、全身で安定したフォームをとることが、体幹の強化につながります。
これによって、姿勢の安定(老け見えも防止)、運動パフォーマンスの向上、疲れにくい体づくりにもつながります。
※ 体幹はお腹まわりだけでなく、背中、胸、肩、そして腰まわりなど、胴体全体の筋肉を含みます。
全身にじんわりと効かせる!ワイドスクワット
やり方
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① 足を大きく開いて立ち、膝とつま先を外側に向ける。両手を腰にあてる。
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② 息を吐きながらゆっくりと膝を曲げてお尻を下げる。膝が内側に入らないように注意する。足の外側(小指側)が床から浮かないように、足裏全体で床を踏み込むようにすると、内ももを使って膝の向きを安定させることができる。3-5呼吸を目安にホールド。
※ 膝を深く曲げることよりも、膝をつま先と同じ方に向けることを優先させる
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③ 慣れてきたら両手を胸の前で合わせた形にトライ。
効果アップのポイント
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上半身が前に倒れすぎたり、肩に力が入って耳に近づかないように気をつけましょう!
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