たった30秒で脚が圧倒的に軽くなる〈股関節のつまり感を解消!〉8の字エクサ
股関節のつまり感、何となく動きが悪い、ポキポキと音が鳴るなど股関節周りのちょっとした不調に。寝たまま脚を動かすだけで脚が劇的に軽くなる「8の字エクササイズ」をお試しください。
股関節で8の字を描いてみよう
股関節に感じるつまり感の原因は、多くの場合は、座りっぱなしや立ちっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいて股関節を動かさないことにより、股関節周りの筋肉が硬くなってしまっていること。それを解消するには、股関節を動かすのが1番簡単で効果的です。仰向けになって、関節を回したり、立ったままでも片脚を前後に大きく振るような動き、腰を回すような動きだけでも、股関節周りの筋肉を動かすことができ、凝り固まった筋肉をほぐす効果や、滞っていた血流やリンパの流れが改善し、下半身のむくみにも良い効果があります。さらに今回ご紹介する膝で8の字を描くように股関節を動かすエクササイズは、単純に股関節を回すよりもさらに良いポイントがあります。
・コントロールして脚を動かそうとすることで、筋肉を働かせながら動かすことができる
・特に座り姿勢で硬くなりやすい股関節のインナーマッスル「腸腰筋」を、色々な方向に動かすことができる
・スムーズに8の字を描こうと意識することで、集中力が高まる
8の字エクササイズをやってみよう
8の字エクササイズは、仰向けになって片脚の膝で横向きに8の字を描くように脚を動かすだけ。片脚5~10回ずつ行ってみましょう。
・カクカクと動かないように、スムーズに8の字を描く
・慣れてきたら徐々に8の字を大きくする
・上から下に8の字を描くようにしていたら、途中から下から上に描くように逆回しをしてみよう
最後にストレッチを入れていきましょう。膝を曲げて外側に倒し、逆側の脚の裏を膝の内側に置くと内ももがストレッチされます。両手を万歳のかたちにし、倒した膝と反対側に上半身を伸ばすと、腰の横から体側まで上半身もストレッチされます。
▼動画でも流れを詳しく見てみよう!
AUTHOR
伊藤香奈
股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。
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