【驚くほど体質が変わる】40代から基礎代謝をあげて痩せ体質を作る「朝のルーティン」
「40代に入って、急に痩せにくくなった」「体重が増えて戻らない…」そんな悩みをもつ更年期女性は少なくありません。なんとか楽に痩せられる方法があれば…と思う人におすすめしたいのが、朝の簡単な習慣付けです。今回は、基礎代謝をあげて痩せ体質を作るモーニングルーティンを5つご紹介します。
更年期には基礎代謝が下がって太りやすく痩せにくくなる
更年期に関する講座を開催すると、40代、50代の女性からこのような悩みを大変よく聞きます。
「最近、とにかく太りやすくなってしまったんです。何かこれ以上太らないようにする方法はないでしょうか? できれば楽にできる方法があると嬉しいです」
どうしても、30代後半から40代、50代になってくると、基礎代謝が下がってきてしまいます。すると、これまでと変わらない生活を送っているのに、脂肪がつきやすくなる、つまり、太りやすくなってしまいます。
基礎代謝とは、体温を維持したり、心臓を働かせたり、呼吸したりなど、人が生きていくために最低限必要なエネルギーのことです。私たちが1日に消費するエネルギーのうち、約60%を占めるとされます。今回は、朝の習慣付けで無理せず簡単にこの基礎代謝を上げて、健康的な痩せ体質になる方法をお伝えします。名付けて、「痩せ体質を作るモーニングルーティン Best5」です。
ルーティン1:朝起きたら朝日を浴びる
1つ目は、朝起きたら朝日を浴びることです。これは特におすすめしたい習慣です。
私たちの体には、約1日の周期でリズムを刻む「体内時計」が備わっています。朝日を浴びることで、体内時計はリセットされ、頭と体の両方を目覚めさせることができます。「これから活動するよ」ということを体がちゃんと分かってくれると、活動する状態に整えるために代謝が上がります。つまり、痩せやすくなるということです。
また、朝日を浴びることで、脳内の神経伝達物質である「セロトニン」が分泌されてきます。セロトニンには、心のバランスを保ったり、気持ちを明るくしたりする働きがあります。
このように、朝起きて朝日を浴びることで、代謝も上がり、気分もよくなるという効果が期待できます。
AUTHOR
永田京子
NPO法人 ちぇぶら代表理事、更年期トータルケアインストラクター 1,000名を超える女性たちの調査や医師の協力を経て “更年期対策メソッド”を研究・開発・普及。口コミで広まり、企業や医療機関など国内や海外で講演を行い述べ3万人以上が受講。2018年カナダで開催の国際更年期学会で発表。著書「女40代の体にミラクルが起こる!ちぇぶら体操(三笠書房)」、「はじめまして更年期♡(青春出版社)」。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く