ヴィクトリア・ベッカムが日本滞在中に食べなかったもの「私がつまらない人みたいに聞こえるけれど…」

厳格なダイエットとエクササイズを継続し、スリムなボディをキープしていることで知られるヴィクトリア・ベッカム。体型も写真を撮るときのポーズも、ついでに硬い表情も常に同じであることから「サイボーグ」と言われていたこともあった。そんな彼女の食事について夫のデヴィッド・ベッカムは以前出演したポッドキャストで「妻は同じものを食べ続けている」と発言、視聴者やマスコミを驚かせた。デヴィッド曰く「僕は食べ物やワインに情熱を傾けている。おいしいものを人と分かち合いたい」「でも残念なことに僕の妻はこの25年同じものを食べて続けているんだ。出会って以来、ヴィクトリアはグリルした魚と蒸した野菜しか食べていない。そのルールから外れることはほとんどない」。デヴィッドの覚えている限りヴィクトリアがルールを破ったことは1度だけ。長女のハーパー・セブンを妊娠しているときに「僕の皿の上から何かを食べたんだ」。何を食べたのかは忘れてしまったそう。

このデヴィッドの発言を盛っていると考えた人は多いはず。ネット上にも「さすがに25年は長すぎる」「旅行や出張先でそれを貫くのは難しいだろう」というコメントが浮上した。

しかし事実だったよう。それを証明するような写真をデヴィットがインスタグラムに投稿した。今年6月、ヴィクトリアとデヴィッドは三男ロメオと長女ハーパーを連れて日本に遊びにやってきた。京都の金閣寺に行ったり豊洲のチームラボブラネッツを訪れたりと新旧の観光名所を満喫していたのだが、滞在中に人気ラーメン店「一風堂」に食事に行った。しかしデヴィッドの公開した写真を見ると、ヴィクトリアの前には何もない。残る3人は箸を上手に使ってラーメンを食べているのだが、ヴィクトリアはピースをしているだけ。ラーメンは日本が誇る食文化の1つではあるけれど炭水化物でしかも脂や塩分も多め。スープを飲めば程度の差はあれ、むくむのは必至である。ヴィクトリアが手を出さなかったのも納得できる。

ちなみにヴィクトリアもデヴィッドの発言は本当だと認めている。夫の暴露の後、あるインタビューで「私がつまらない人みたいに聞こえるけれど、彼が言いたかったのは私以上に規律正しい食生活をしている人はいないっていうこと」とコメント、自分のストイックさに誇りを持っていると語った。「体にいい脂肪はたくさんとっている。魚やアボカド、ナッツみたいなものね。それにアルコールも飲む。飲んではいけない理由がない限り」「それが食事であっても、ワークアウトであってもお酒を飲むか飲まないかであっても、私はなんでも極めるタイプ」。

旅行に行くと「せっかくきたのだから」「ここでしか食べられないから」とダイエットは忘れて日常生活とは違うメニューを楽しみたくなるのが人間。そこでも我慢できるヴィクトリアってやっぱりすごい。サイボーグと言われるのもわかるかも。

出典：Victoria Beckham defends her 'disciplined' diet after husband David said she's exclusively eaten the same meal for 25 years