「炭水化物は人をほっとさせる」と語るヴィクトリア・ベッカムが絶対に食べないと決めているものとは?
スパイスガールズとしてデビュー、元サッカー選手のデヴィッド・ベッカムと結婚したヴィクトリア・ベッカム。今はデザイナーとして大活躍している。アイドルだった頃からずっとスリムなスタイルをキープしているけれど、その秘訣はやはりダイエットとエクササイズにあるもよう。本人や周囲の証言から明らかになった
新聞「ガーディアン」にヴィクトリアは「私は自分で自分にルールを課すタイプ」と語っている。つらくなってしまうことはなくむしろ「それが幸せ。自分の体に多くを求めるの」と語っている。毎朝5時30分に起きトレッドミルで7キロ走るというからそのストイックさはただ者ではない。ちなみにずっと平坦なコースを走っているわけではなく、アップヒルを早足で歩いたり、軽いジョギング、本格的なラン」をミックスしているのだとか。ちなみにトレッドミルに乗っている間は「1日で唯一テレビを見る時間」なのだそう。もちろんエクササイズはこれだけではなく、家族が仕事や学校に出かけてから1時間にわたってパーソナルトレーナーと一緒に筋力アップを目的としたエクササイズをしている。「ワークアウトは私の一部。心の底から楽しんでいる」という。
蒸し野菜しか食べない!?
当然ながら食生活もストイック。セレブ御用達レストラン「ウルフギャング・パック」の有名シェフ、ウルフギャング・パックと親しく、一家でロサンゼルスにある彼のレストランによく食事に行くそう。でもパック曰く「ヴィクトリアのお気に入りは蒸した野菜にほんの少し塩をかけたもの。いつもそれしかオーダーしない」「デヴィッド(・ベッカム)はステーキを食べるけれど彼女は野菜だけだ」。ヴィクトリアもこれを認めている。最近のインタビューでも「大部分のレストランにとって私はイヤな客だと思う。蒸し野菜しか食べないから」と語っている。
アボカドは1日3個食べる!?
家での食事も野菜と魚がメインで肉はもちろん牛乳もチーズも食べないそう。でも「綺麗な肌をキープするために適度な油が必要だと読んだから1日に3つのアボカドを食べる」とか。食べ過ぎのような気もするけれど他の油を絶っている分、ヴィクトリアにはちょうどいいもよう。自分の誕生日もケーキではなくフルーツプレートでお祝い、息子のロメオと一緒にハンバーガーショップに出かけたときもアボカドとスモークサーモンにレモンを添えたものを食べているというから、意志の強さがうかがえる。
炭水化物は人をほっとさせる
そんな彼女が最近ポッドキャスト「River Cafe Table 4」で好物を明らかにした。ホストに「あなたのコンフォートフードは何? 自分を甘やかせたいときは何を食べるの?」と尋ねられると彼女の答えは「全粒粉のトーストに塩を少し散らしたもの」。ヴィクトリアによると「炭水化物は人をほっとさせる。それに私は甘いものよりも塩味のものが好きなの」。普通ならチーズたっぷりのピザやチョコレートチップクッキー、アイスクリームやハンバーガーなどが出てくるところだけれどトースト、しかも全粒粉というところが日頃の食生活を物語っている。
時々自分を甘やかすことの大切さをアピールするセレブが増えている今、ここまで自分に厳しい人もレア。お手本になるかはともかく、この意志の強さは見習いたいもの。
AUTHOR
長坂陽子
ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。
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