「暑いのに足やお腹が冷たい…」そんな人に!【朝晩2回だけでいい】全身の巡りを促す下向き犬のポーズ
室内外の気温差が激しく変化する夏になると「暑い季節なのにお腹や足元が冷える」「冷たいものを摂ると寒さを感じる」など夏の冷え性に悩む方も増えると思います。そこで今回は全身の巡りを良くするエクササイズをご紹介します。
夏の冷え性、自覚していますか?
外気温は高いのに室内に入るとエアコンが効いていて寒い…。この気温差に体が対応し切れず、暑いはずなのに手先足先が冷たくなっている方はいませんか?
この夏の冷え性の原因として、
● 冷たいものの摂り過ぎ
暑い体を冷まそうと冷たいそうめんや氷のたっぷり入った飲み物などを摂取する機会が増え、内臓から冷えを起こしてしまいます。
● 冷房
コンビニやスーパーなどの冷房の効いた場所に長時間いることで、身体の芯から冷えてしまいます。
● 寒暖差
30℃を超える蒸し暑い室外と冷房がガンガン効いた室内を出入りすることで、自律神経のバランスが崩れやすくなります。そうなると体温調節がうまくできず、冷えを招いてしまいます。
夏の冷え性の対策は?
夏の冷え性対策として、全身の巡りを促し血流を上げることが効果的です。また、背中に通る自律神経を整えることで体温調節機能が改善していきます。
そこで今回は、夏の冷え性に効く下向き犬のポーズ(ダウンドッグ)をご紹介します。このポーズは上半身を逆さにすることで、全身の血液の流れを促進し、丸く詰まりやすい背骨を伸ばし自律神経を整えて、身体を温めていきます。
夏の冷え性改善!下向き犬のポーズ
<やり方>
1)四つん這いになり、つま先を立てる
2)息を吸って、吐きながらお尻とかかとを近づける
3)手を前に歩かせて、背中を思いっきり伸ばす
4)息を吐きながら、お尻を斜め後ろに引き上げる。膝を曲げてつま先を立て、ももの付け根を引き込むようにして、お腹とももを近づけ続ける
5)頭の力みをほどいて手で床を押し続ける。5呼吸ほど深呼吸をする
つま先をしっかり立てて、足の指を開くのがポイント。毎日朝と夜、たった2回でも効果は期待できるので深い呼吸と共にじっくりと行いましょう。
AUTHOR
mai
『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く