【ラテンポップの女王、シャキーラ46歳】美ボディのために13年も続けてきたワークアウトとは?
コロンビア出身のラテンポップシンガー、シャキーラの美ボディを支えるのは、長年の彼女のトレーナーであるアンナ・カイザーだ。新型コロナウィルスの大流行、11年間を共にしたサッカー選手ジェラール・ピケとの離婚、ミランくん(9歳)とサーシャくん(7歳)のふたりの息子を連れてバルセロナからマイアミへの引っ越しなど、様々な人生の岐路に立たされてきた間、アンナ・カイザーはシャキーラの側でサポートをし続けてきた。アンナ・カイザーと共にシャキーラが一貫して13年間続けてきたフィットネスルーティン内容を紹介しよう。
シャキーラのフィットネスルーティンとは?
週に2~3回の筋力トレーニングを日課にする
「最も簡単に取り入れられるのは、低強度の持続的な有酸素運動。具体的には、ランニングマシーンで歩いたり、ランニングしたり、サイクリングのクラスに参加したりすること。40歳を超えて筋肉を維持・増強するには、(運動面でも栄養面でも)より多くの努力が必要」とアンナ・カイザーは説明する。現在、46歳のシャキーラのために、アンナは週に2~3日の筋力トレーニングのプログラムに重点を置いている。
(2006年にリリースされたシャキーラのキャリア最大のヒット「ヒップス・ドン・ライ」のPV)
シャキーラのトレーニングのポイント:
- ウェイトトレーニングと短時間のカーディオを組み合わせて行う。
- ダンベル、レジスタンスバンド、および体重の動きを用いる。
- 通常2週間トレーニングは同じ内容を続け、それから変更する。
- コンパウンド運動(多関節運動)で複数の筋肉群を同時に使う動きを行う。
有酸素運動中心のダンスワークアウトを取り入れる
その日によって、アンナ・カイザーは筋力トレーニングの合間に、インターバルで有酸素運動中心のダンスワークアウトを行う。「ダンス(の要素)は、シャキーラにとって、自分の動きや身体とつながりを保ち、仕事から意識を解放する上でとても重要。ダンスのワークアウトをしているときは集中力が高まる。ダンスは、新しい神経回路と精神的なスタミナを作るのに最適」とアンナは説明する。
実際に、2003年の医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」で行われた高齢者を対象とした研究では、ダンスが認知機能を改善するための最も効果的な活動のひとつであり、読書やクロスワードなどの活動よりもはるかに優れていることがわかった。アンナも「ダンスは脳を刺激し、同時に体をトレーニングする素晴らしい方法」と述べている。
可能な限りは対面でレッスンを受ける
シャキーラが特別なトレーニングを必要とする場合、アンナは彼女の滞在する場所に出向き、直接セッションを行っている。たとえば、スーパーボウルのイベントのため、バルセロナに毎週出かけ、最終的には3週間滞在した。オンラインレッスンも取り入れるシャキーラだが、直接トレーナーと会う時間がモチベーションを高め、ワークアウトのレベルアップに役立つと実感している。
継続は力なり
シャキーラのワークアウトのモチベーションは時とともに変化している。現在、ワールドツアーやパフォーマンスのためではなく、健康とウェルネス、メンタルへの良い影響を得るために続けている。「多忙を極めるシャキーラにとって、ワークアウトは、ストレスや不安を軽減し、心のリフレッシュにも役立つ。また、活動を続ける上で体力の維持は非常に重要」とアンナは述べる。困難や生活の変化があっても、シャキーラのトレーニングルーティンはほとんど変わらない。彼女のルーティンは常に筋力トレーニング、カーディオ、ダンスなどの要素で構成されている。自分自身と向き合いながら、シャキーラのように自分なりの長期的なフィットネスの目標を追求していきたいものである。
出典:
Shakira's Quick 6-Move Core Workout Is Harder Than It Looks
Shakira Has Been Doing This Workout For 13 Years — Here's Why She's Stuck With It
AUTHOR
山口華恵
翻訳者・ライター。大学卒業後、製薬会社やPR代理店勤務を経て10年間海外(ベルギー・ドイツ・アメリカ)で暮らす。現在は翻訳(仏英日)、ライフスタイルや海外セレブリティに関する記事を執筆するなど、フリーランスとして活動。趣味はヨガとインテリア。
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