【マイリー・サイラスがツアー休止した理由】マイリーが考えるウェルネスと、辿り着いた「健康ルール」
かつてディズニー・チャンネルで放送された人気テレビシリーズで「ハンナ・モンタナ」役を演じ、一躍スターとなった元ティーンアイドルのマイリー・サイラス(30歳)。アイドルからの脱皮を図り、最新曲「フラワーズ」は、最新の米ビルボード・ソング・チャートホット100で通算8週目の1位を獲得するなど、アメリカの歌姫としての地位を確固たるものにした。そんな彼女だが、先日、ツアー活動をしばらくの間休止することを発表した。ツアー休止の理由は「パーソナルライフとウェルネスをもっと大切にしたい」だという。そんなマイリーのウェルネスルーティンとは?
「フラワーズ」のMVでも披露した驚くべきワークアウト
2023年の最新シングル「フラワーズ」のMVで、サイラスは、元夫リアム・ヘムズワースのワークアウトを真似したのでは?と噂される驚くべきワークアウト技を次々と裸に近い姿で披露している。これが元夫を揶揄するものであったかどうかはさておき、交互に行うバトルロープ・スラム、グルートブリッジ、スパイダーマンプッシュアップなどのエクササイズを完璧にこなしている。
ヴィーガンからペスカタリアンへ
「2013年から2019年まで一番厳しいヴィーガンをしていた」と、2020年9月にポッドキャスト「Joe Rogan Experience」でのインタビューで語っている。しかし、2019年、食生活を少し広げることにした。「かなり長い間ヴィーガンだったけれど、脳がうまく機能していなかったので、魚やオメガを取り入れなければならなかった」とマイリー・サイラスは語っている。動物性食品を再び食べ始めたら、「以前よりずっとシャープになったし、一時期はかなり栄養失調気味だったと思う」と語った。ストイックなヴィーガンから現在はペスカタリアンへと移行している。
ヨガとピラティスを愛する
マイリー・サイラスは毎日2時間のヨガを行っている。特にアシュタンガヨガがお気に入りだ。このタイプのヨガは、呼吸法を通じて心肺機能を向上させ、健康を増進させる。彼女のスレンダーな体型と驚異的な柔軟性の秘訣かもしれない。2016年、アメリカNBCトーク番組、ジミー・ファロンの「ザ・トゥナイトショー」に出演し、難しいポーズを司会者に教えながらヨガの動きを披露した。
また、マイリーは長年にわたりピラティスのファンであり、トレーニングやストレッチを通じて体と心のケアを行っている。ピラティススタジオでのトレーニングや自宅でのセッションで足と体幹の強化に取り組んでいる。また、声帯手術後や新型コロナウィルスの大流行中もピラティスを継続し、セルフラブと心のケアにピラティスは欠かせない存在だという。
お酒は飲まない
マイリー・サイラスは2020年6月の米誌「バラエティ」のインタビューで、約6ヶ月間の完全な禁酒を発表。当初、声帯手術のためにアルコールを断ったが、その後、メンタルヘルスの問題を考え、禁酒を続けることに決めた。また、2020年11月のアップル・ミュージックのインタビューでは、新型コロナウィルスのパンデミック中にアルコールを再び摂取したが、節度を保てないことに気付き、完全に禁酒することを決意した。マイリーは「飲むこと自体には問題はないが、飲みすぎると衝動的な行動を取るようになる」と語っている。
アウトドアを楽しむ
カヤック、ハイキング、水泳、ウェイクサーフィンなど、マイリー・サイラスはアウトドア活動が大好き。これらの運動は、カロリー消費に優れ、筋持久力の向上、代謝の促進、体の調子を整えるのに役立つ。休暇中も、自宅の裏庭で、たくさんの動物がいる農場の世話を楽しんでいるという。
出典:Everything We Know About Miley Cyrus's Wellness Routine Over the Years
Revealed! Miley Cyrus Diet And Exercise For A Healthy And Fit Body
AUTHOR
山口華恵
翻訳者・ライター。大学卒業後、製薬会社やPR代理店勤務を経て10年間海外(ベルギー・ドイツ・アメリカ)で暮らす。現在は翻訳(仏英日)、ライフスタイルや海外セレブリティに関する記事を執筆するなど、フリーランスとして活動。趣味はヨガとインテリア。
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