デスクワークや立ちっぱなしで腰が痛い人必見!すっきり腰が軽くなる、寝たまま3分【お尻ほぐし】
立ちっぱなし、座りっぱなし…。長時間同じ姿勢で過ごしていると腰回りがじわじわ痛んでくることありませんか? その痛み、もしかすると「お尻の硬さ」が原因かもしれません。そんなじわじわ腰痛にお悩みの人におすすめの「お尻ほぐし」ストレッチをご紹介します。たった3分で腰がスッキリ軽くなりますよ!
腰痛の原因は腰ではなく「お尻」?
腰痛を解消したいとき「腰」そのものに着目しがちですが、怪我や病気である場合を除き、「お尻の筋肉の硬さ」も腰痛の原因の一つとして考えられます。
お尻の筋肉のことを「臀筋(でんきん)」と呼びますが、この臀筋は部位ごとに股関節のあらゆる動作や、骨盤を安定させるなどの働きがあります。座りっぱなしや立ちっぱなしなどの同じ姿勢が長時間続くと臀筋がコリやすく、それによって腰回りの血流が悪くなり腰痛を引き起こしてしまうのです。
また、臀筋が硬くなると、下半身が不安定になり上半身を支える腰回りに負荷がかかりやすくなります。腰が痛いからといって腰だけをマッサージしても根本的なコリの解決にならず、その場では楽になっても痛みが再発する可能性が高いです。
お尻ほぐしはメリット盛りだくさん!
「お尻ほぐし」は腰痛の予防・改善のほかにもさまざまなメリットを得ることができます。
・臀筋は股関節のさまざまな動きに関わっているため、臀筋を柔軟にすることで股関節の可動域が広がります。
・股関節の可動域が広がることで、血液やリンパの流れが促され、むくみや冷えの解消に繋がります。
・骨盤が安定し、姿勢の改善や身体の歪みを整える効果が期待できます。
運動習慣がない人は臀筋も硬くなりやすいため、日頃からストレッチなどを意識的に取り入れましょう。
やってみよう!寝たまま簡単お尻ほぐし
①両膝を立てた状態で仰向けに寝転がり、左脚の上に右脚を組みます。
②組んだ両脚を胸の方へ引き寄せて、両手で足の甲をつかみましょう。
③両手で足を床の方へ下げるとお尻がじわじわと伸びます。この時、膝を深く曲げると効きづらくなるため、かかとはお尻から遠ざけるようにしましょう。
④仰向けに戻り、右脚をまっすぐ伸ばし、左膝を胸の前で抱えます。左手を真横へ広げたら、左膝を右に倒してツイストします。腰からお尻にかけての伸びを感じながら、数呼吸キープします。反対側も同様に行いましょう。
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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