「脚がジンジンして眠れない…」脚の疲れが一気に和らぐ寝たままエクササイズ

なぜ足がジンジンしてしまうのか？

たくさん歩き回ったりスポーツをしたりすると、筋肉に疲労がたまって血流が悪くなり、脚がだるく重く感じます。

でも、激しい運動は特にしていないのに脚がだるかったり重くなることがありますよね。これは同じ姿勢が長く続いたり、足が満遍なく使えていなくて、水分やむくみ、老廃物が溜まっていることが原因かもしれません。

長期のむくみには注意が必要

むくみは足の疲れにつながるだけでなく、セルライト（脂肪組織に線維化が生じ変性をきたし、皮膚に凸凹となって表れた皮膚の状態）の原因でもあります。体内にたまった水分や老廃物は血管やリンパ管を圧迫し、血液やリンパ液の流れをさらに悪化させます。この悪循環の中でどんどんと水分や老廃物が脂肪細胞に吸収され、脂肪細胞が肥大化。脂肪を溜め込んでしまい、これが、デコボコとしたセルライトになってしまうのです。

さらに、むくみを放置しておくと下肢静脈瘤（かしじょうみゃくりゅう）を引き起こしてしまう場合も。下肢静脈瘤とは、脚の静脈にある弁に障害が起こり、血液が脚にたまって血管が浮き出る症状で、女性に多くみられる症状です。

むくみは脚の疲れやセルライトの原因になるだけではなく、脚の血管の病気につながる可能性もあるので、放置せずセルフケアしていきましょう。

その日のむくみはその日に解消

一日の疲れを感じる夜はすぐに寝てしまいたいと思いますが、疲れを蓄積するとその疲れが取れにくくなってしまいますので、その日の疲れ・むくみはできるだけその日のうちにケアして解消していきましょう。

むくみケアの方法はたくさんありますが、今回ご紹介するエクササイズはベッドの上でできるので就寝前の習慣にしてもらえたらと思います。お風呂上がりは筋肉も柔らかくなりやすいので、入浴後にエクササイズするのもおすすめです。

脚の疲れが一気に和らぐ寝たままエクササイズ

今回は脚の疲れを和らげるために簡単にできるエクササイズをご紹介します。ステップがいくつかありますが、できるところだけでも良いのでやってみてください。足のだるさ・ジンジンする痛みが軽減されると思います。

＜やり方＞

STEP1：鼠蹊リンパをほぐす

１）仰向けになり膝を外に開く

２）鼠蹊リンパをこぶしでくるくる円を描くようにほぐす

STEP2：ふくらはぎの筋肉をほぐす

１）仰向けになり膝を立てる

２）片方の脚のふくらはぎを反対脚の膝の上に乗せて動かす

STEP3：橋のポーズでリンパまでを流れやすくする

１）息を吸いながら両足を股関節幅に開いて膝を立てる

２）３呼吸キープ

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