お尻のたるみは骨盤と股関節のポジションの乱れが原因!?「お尻の境目をつくるメリハリエクサ」
年々お尻がたるみパンツラインからお肉がはみ出てしまうという方も多いのではないでしょうか。筋肉の衰えや運動不足により筋肉のすべりが悪くなることで、お尻の境目がなくなってしまうことが多いです。正しく筋肉を使うことでメリハリのあるお尻をつくっていきましょう!
お尻がたるむ原因
お尻がたるむ原因は太っていることだけではありません。ここでは痩せているのにお尻がたるんでいる場合の原因についてみていきます。正しく原因を知り、最短コースで美尻を作っていきましょう!
骨盤のズレ
寛骨と仙骨など骨盤のポジションがズレてしまうとお尻の形も乱れてしまいます。仙骨が起き上がってしまっている方がとても多い印象です。
股関節のインナーマッスルが弱っている
股関節のインナーマッスルが弱っていると股関節のポジションが乱れ、お尻のたるみにつながります。正しく股関節をはめ込むことが美尻への近道です。
姿勢が悪く筋肉の長さが乱れている
姿勢が悪いと正しく筋肉が使えずたるみにつながります。骨盤の傾きはお尻や腿の筋肉に大きな影響を与えるため、姿勢の悪い方はここが原因になっているかもしれません。
メリハリお尻をつくる方法
原因がわかったところでここでは正しく筋肉を目覚めさせて、メリハリお尻をつくっていく方法を3STEPで紹介します。
骨盤・股関節のポジションを整える
お尻の土台となる骨格が乱れていると筋肉がたるんでしまったり、本当は使いたくない筋肉を使いすぎてしまいます。まずは骨格を整えていきましょう。
・骨盤の整え方は【後ろ姿が若返る】“上向き美尻”への最短ルート「多裂筋エクササイズ」やり方のポイント
・股関節の整え方は【長年の悩み膝下O脚が改善!】理学療法士が成功した「寝ながらできる股関節エクササイズ」
恥骨筋を鍛える
次にお尻の境目をつくるために重要になるのが恥骨筋です。恥骨筋は恥骨から太ももの後ろに向かって走っている筋肉です。ここを使えていないとお尻の下側がたるんでしまったり、股関節のポジションも乱れます。美尻を目指す方はぜひ積極的に鍛えたい筋肉です。
ハムストリングスを鍛える
土台を整えることができたら最後に腿裏にあるハムストリングスを鍛えます。ここを鍛えることでお尻の境目がはっきりとしメリハリヒップをつくることができます。
メリハリお尻をつくるエクササイズ
方法がわかったところで実際にエクササイズをみていきましょう!
ハムストリングスエクササイズ
⒈ローラーの上にかかとを置きます(ローラーがない人は巻いたタオルでもOK!)
⒉お尻を持ち上げていきましょう
⒊ローラーが前後に動かないように
⒋腿裏を使ってキープします
注意点
・腰が反らないようにします
・膝、足の幅はこぶし1個分を保ちます
・あごが上がったり、引きすぎたりしないようにこぶし1個分を保ちます
動画で確認したい方はこちら
まとめ
お尻のたるみをとり、メリハリのあるお尻をつくる方法についてみていきました。ハムストリングスを使いお尻の境目をつくることで、美しいお尻を目指しましょう!
AUTHOR
服部恵実
大学卒業後、理学療法士として大学病院に勤務。集中治療室や救命救急病棟を始めとする33診療科でのリハビリテーションを担当。 社会復帰のために早期からリハビリテーションを行うことの必要性や予防医療の重要性を痛感し、心臓リハビリテーションクリニックにて生活習慣病の再発予防を運動、食事、環境など多方面から介入。現在は病気や怪我になる前に、健康を維持する必要性を伝えたいという思いで、ピラティスインストラクターや講師、Webライターとして活動するとともに、医療従事者・インストラクター向けオンラインサロンhinomeを運営している。
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