【顔が若返る?】どこでも1分でできる!ほうれい線撃退・口輪筋ほぐし
口元に深く刻まれたほうれい線があるだけで一気に顔の印象を老けさせます。ほうれい線は単なるシワではなくて、頬のたるみが大きな原因。たるみの原因&筋肉の硬さをとって若々しい印象になりましょう!
ほうれい線とは
ほうれい線とは鼻の両脇(小鼻の横)から斜め下に向かって入る線で、顔の頬と口元の境界線です。ほうれい線は顔のたるみ、頬のたるみが大きな原因であり、年齢とともに目立ちやすくなったり、改善が難しくなります。そして、見た目年齢を上げてしまうほうれい線は老け顔という印象を与えてしまいます。
ほうれい線ができてしまう原因
ほうれい線ができてしまう大きな原因に頬のたるみがありますが、そもそも頬のたるみはなぜ起きてしまうのでしょう。
真皮のコラーゲンの劣化、減少
皮膚は表皮・真皮・皮下組織に分類されます。この真皮層にコラーゲンやエラスチンがあり、顔を支えていますが、年齢を重ねるにつれて減少してきてしまいます。
コラーゲンは線維状のタンパク質であり、そのつなぎ目にエラスチンがあります。この2つが網目状に張り巡らされて、弾性と伸縮性に富んだ肌が生み出されているのです。
表情筋の衰え
表情筋の衰えはしわだけでなくたるみを生みます。真皮の下層にある表情筋の衰えも影響しています。知らない間に癖になっている表情が長年にわたってシワを作ってしまうこともあるのです。
顔には30種類以上の筋肉があり、そんな表情筋の中でほうれい線と関係が深いのが、口輪筋(こうりんきん)と頬筋(きょうきん)です。口輪筋は唇の周りの筋肉で口元のいろいろな表情を作ります。頬筋は上下あご関節から口角まで伸びている筋肉で、口角を上げる働きがあります。この2つが衰えると口元のたるみ・シワにつながり口角が下がってほうれい線が目立つ原因となります。
表情筋は加齢や表情を変えないなど、使わないことが原因となって衰えます。特に日本人は表情筋を20~30%ほどしか使えていないと言われています。日本人は外国人と比べて無表情に見えると言われるのはこれが理由です。体と同じく運動しないと顔の筋肉も衰えていき、無表情がより無愛想な印象を与えてしまいます。
皮下組織・皮下脂肪の衰え、肥大化
皮下脂肪などの衰えも原因の1つ。ほうれい線の周りの頬は、顔の中でも皮下脂肪が多いことが分かっています。この皮下脂肪は脂肪細胞の数が増えることと一つ一つの脂肪細胞が肥大化することで、全体として肥大化します。
そうなると皮下脂肪を支えられなくなって、たるみの発生につながります。皮下脂肪が肥大化すると真皮にもダメージを与えるので、ほうれい線を一層目立たせてしまうことになります。
今回はこれらを解消するとっておきの方法をご紹介します。
口輪筋のストレッチ「リップロール」で口のまわりをストレッチ
口輪筋は顔の下の方にあるため、ここが凝り固まっていると画像の矢印のように、顔全体を下に引っ張ってたるみになり、ほうれい線が加速してしまったり、不機嫌な印象を与えてしまいます。
アナウンサーや歌手が行なっている口輪筋のストレッチ・リップロールは、口まわりの筋肉を柔軟にする効果があるので、ほうれい線撃退に効果的、顔全体が華のある印象になります。
<やり方>
1)唇を閉じた状態で顔の筋肉、特に口まわりの筋肉の力を抜きます
2)頬はややすぼめて、アヒルのように唇を少し前に突き出しします
3)腹筋を意識して呼吸します。息を吸う時にお腹が膨らんでいるか、吐く時に腹筋を使うようにして、意識ができたら、唇を閉じたまま口から息を吐くと唇がぶるぶる振動してリップロールができます
4)1分間を目安に行ってください
できなかった方は口輪筋が硬くなっている可能性大!最初は口角を指で引き上げるとやりやすいので、コツを掴んでくださいね。▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方はこちらからどうぞ ▼
AUTHOR
魚澄トモ
ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。20代にデザイナーとして長時間のデクスワークが続き、身体を壊したことで、30代にヨガと出会う。ヨガで体調が良くなっただけでなく、それまで何をしても治らなかったO脚が改善し、気にしていた下半身が自然にスッキリ、更に精神的な豊かさも感じられるヨガに魅了されヨガ講師として活動開始。40代でアーユルヴェーダのを深く学び、体質別の食生活アドバイスを踏まえたストレスフリーのダイエットメソッドを考案。キレイに痩せるをテーマにダイエットヨガを発信している。
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