【頬杖が肩こりの原因に?】座ったままでできる10秒ストレッチでガチガチの肩まわりをほぐそう
長時間続くデスクワーク、あるいは集中力が落ちてきたとき…ついつい頬杖をついていませんか?なんてことないその動作が、実は体に大きな影響を与えてしまっているかも。
頬杖で肩こりになる?
頬杖をつくとき、両手で行う人はほぼいないでしょう。片手に頭を預け、頭全体が傾いた姿勢になります。正しい位置にあっても約5キロの重さがあると言われている頭ですが、ずれた状態では倍以上の負荷が首~肩まわりに乗っていることになります。頬杖をついているときはラクな印象を持ちがちですが、結果的に首コリ・肩こり・体全体のゆがみ・顔まわりを大きくしてしまう・歯並びなど、様々な部分へ悪影響を与えてしまうと言われています。デスクワークが多い方にとっては改善方法が気になりますよね。「つい頬杖をついていた!」そんな時、オフィスでもすぐできるストレッチ方法をご紹介します。
たった10秒あればスッキリ
ヨガマット不要のストレッチです。頬杖習慣がなくても、肩こりが気になる、姿勢が悪い方にはオススメです。座った状態・立った状態どちらでも可能です。ただ、どちらの状態でもお腹まわりにも意識をもつことが大切です。
やり方
1.背筋を伸ばし、両腕を肩の高さに上げます。この時点で肩が力まないよう、リラックスしていてくださいね。
2.吐く息で親指を背中側に向け、手のひらを天井に見せます。肩が詰まりやすいので脱力しましょう。
3.吸う息で反対側にねじりましょう。
4.どちらも肩が上がりやすく、腰が反りやすくなるため、肩はリラックスし、おへそを背中に引き寄せる意識を持ちながらやってみてください。
簡単&続けやすいストレッチで肩まわりをほぐそう
意識する点はいくつかありますが、動作自体はカンタン。肩まわりの血行が良くなり体が内側から温まる効果や背中の筋肉(広背筋)にもアプローチできるため、背筋が伸ばしやすくなる効果も期待できます。もちろん、無意識のうちに行ってしまうクセの回数を減らすこと、していたらすぐにやめることも大切です。それと同時に体のケアをしてあげることで、ゆがみも改善することができるでしょう。トイレ休憩のあと、仕事がひと段落したあとなど、やるタイミングを決めておくと継続しやすいかもしれませんね。
AUTHOR
古賀奈津美
商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了
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