【頬のえくぼ、じゃなくて…】ヘルシーさの象徴!?憧れの「ヴィーナスのえくぼ」の作り方とは
ニコッと笑ったとき、頬にできる“えくぼ”は魅力的ですよね。では、体のある部分にできるえくぼはどうでしょう? それというのは、自分だけでなく、人からも滅多に見られることがない部分なのですが、だからこそえくぼができているとドキッとしちゃう…。今回は、魅惑の“ヴィーナスのえくぼ”を作るエクササイズをご紹介していきます。
えくぼができる場所といったら…?
まず最初に、頬を思い浮かべる方は多いでしょう。ですが、えくぼができるのは、頬(顔)だけではありません。これには、「えっ!」と驚いた方もいるのではないでしょうか。では、気になるその場所とは?
それは、自他ともに、日頃あまり目にすることがない「腰とお尻のあいだ」。体の前面、骨盤上部の手で触れることのできる骨からグルッと背面にまわったあたりに、背骨を挟むようにして2つのくぼみができるのです。
このくぼみの通称が、“ヴィーナスのえくぼ”。英語では、“Venus Dimples”。
ヴィーナスのえくぼがあることで、腰のまわりがキュッと引き締まって見えたり、お尻の高い位置の膨らみが強調されたりするという視覚効果が得られることから、海外では、「ヴィーナスのえくぼがあることが、美人の条件」だといわれたりもしているのだそう。
…がしかし、すべての方にヴィーナスのえくぼがあるわけではありません。ヴィーナスのえくぼは、背骨を支えて姿勢を正してくれる筋肉・脊柱起立筋と、お尻の丸みを形づくる筋肉・大臀筋の高低差を出すトレーニングをおこなって、意識的に作りだしてあげる必要があるのです。
「だけど、普段は隠れている場所だし…」と、思うなかれ。“隠れているからこそ”、しっかりボディメイクができていると、自信につながったりもするのです。
そこで今回のテーマは、ヴィーナスのえくぼ作りに決定!早速、2つのエクササイズをご紹介していきたいと思います。
「ヴィーナスのえくぼ」をGET! うつ伏せでおこなうエクササイズ2つ
エクササイズ①・・・背中~骨盤周辺、お尻上部のエクササイズ
(1)うつ伏せになる
→両手を後頭部に添えます。足は、真っすぐに伸ばしておきましょう。
(2)【息を吐きながら】上半身と足を床から浮かせる~【息を吸いながら】(1)の姿勢に戻る
→上半身と足は、無理なく浮かすことができる高さからスタート。ひじが前に倒れてこないように胸を開き、ひざはしっかりと伸ばした姿勢を保ちます。まずは、10回を目安に、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。
姿勢がツラい場合は、両手を胸の前で重ねて上半身をサポートしながら、足を浮かせるエクササイズをおこなってみてください。
エクササイズ②・・・お尻の上部・側面のエクササイズ
(1)うつ伏せになる。ひざから下を床から持ち上げたら、足幅を広くして足首を組む
→両手を胸の前で重ねて、あごを乗せます。足幅は、無理のない範囲で広めに開くとgood! ひざ同士の距離が近いと、お尻に効かせにくくなります。
(2)【息を吐きながら】ひざ~太ももを床から浮かせる~【息を吸いながら】(1)の姿勢に戻る
→首や肩、背中は力まずにリラックス。腰に負担がかからない程度に足を持ち上げましょう。10回を目安におこなったら、足首を組み替えて、反対側も同様におこないます。
以上、ヴィーナスのえくぼを作るエクササイズをご紹介しました。
ベッドの上のような柔らかい場所では、体が沈んで効果が半減してしまうので、ヨガマット・トレーニングマット、もしくはバスタオルを敷いた床の上などでおこなってみてくださいね。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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