【現代人は顔がむくみやすい】朝の「パンパンなむくみ顔」をスッキリさせるヨガポーズ3選
まぶたがボテッとしていたり、頬が垂れ下がっていたり。はたまた、顔全体がパンパンにむくんでしまっている朝。鏡に映る自分の顏を見て、ガックリと肩を落としたくなることもあるでしょう。大事な予定が入っている日はなおさらです。 今回は、そんな朝の「むくみ顔」をスッキリさせるヨガのポーズを紹介します。
起床後の深刻な悩みのひとつに、“顔のむくみ”が挙げられるのではないでしょうか。
特に、午前中から大事な予定があったり、人と会ったりするときなどは、できるだけスッキリ・シュッとした顔でありたいものです。
現代人は顔がむくみやすい!
顏のむくみは、首・肩の凝りとの関係が深く、我々現代人にとって他人ごととは言えない悩み。なぜなら、長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用などにより、腕を体の前に出して肩が内側に入り、さらにはあごが突き出した姿勢を取りますよね。すると、首・肩まわりには凝りが発生。その結果、血液やリンパの流れが悪くなると、老廃物が滞ってむくみの原因になるのです。
そこで今回は、首~肩、背中の広範囲の筋肉を緩やかにストレッチし、血流を促して、“むくみ顔”をスッキリさせるヨガのポーズを3つ紹介していきたいと思います。
「針の糸通しのポーズ」
肩甲骨周辺や、首~背中の広範囲を覆う「肩こり筋」僧帽筋のストレッチです。
●やり方
(1)四つ這いになる
→手は肩幅、足は腰幅に開き、肩の下に手首、股関節の下にひざをつく
→腰が反りすぎないように、ヘソを引き上げて背中を平らにする
(2)右手のひらを上に向けたら、滑らせるようにして左脇の下をくぐらせる
(3)右肩と右側頭部を床につけたら、左手を持ち上げて胸を開く~5呼吸
→床に体をあずけ、上体の力を抜く
→お尻が左側に流れないように、体の中心に戻す
(4)反対側も同様におこなう
「ウサギのポーズ」
凝り固まった首・肩の緊張をほどいて、頭部の血流をスムーズにするポーズ。
●やり方
(1)正座で座り、両手を体の前につく
(2)お尻をゆっくりと持ち上げながら、額を床につけ、頭頂部へ体重を移動させる
→額で体重を支えると、首に負担がかかるので注意
(3)体のうしろで両手を組んだら、腕を天井方向へと伸ばす~5呼吸
→首が痛くならない程度に、腕を前方に傾ける
「魚のポーズ」
胸が大きく開いて呼吸が深まり、血流アップ。首のストレッチにもなるポーズ。
●やり方
(1)両足を揃えて仰向けになり、二の腕を背中の下にしまう
→両手のひらは下に向けて、お尻の下
→つま先は遠くに伸ばしておく
(2)手のひらとひじで床を押し、胸の中心を天井に向かって持ち上げたら、頭頂部を床につける~5呼吸
→頭や首を動かさずにキープする
→手とひじで床を押し、頭部をゆっくりと浮かせてから仰向けに戻る
日頃の姿勢のクセや、枕の高さ・硬さなども関係して、朝の首~肩周辺は凝った状態であることが多いです。
それゆえの“むくみ顔”が気になる朝は、ゆったりと筋肉の緊張を緩めることから始めてみてはいかがでしょうか。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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