ゆがみ&むくみを解消!【30秒で効果実感】股関節ほぐしヨガ

 ゆがみ&むくみを解消!【30秒で効果実感】股関節ほぐしヨガ
Adobe Stock
伊藤香奈
伊藤香奈
2021-09-27

股関節周りをほぐす動きは、股関節の柔軟性をアップすることはもちろん、太もものストレッチ、骨盤のゆがみの矯正、むくみ解消など様々な効果が期待できます。股関節から大きく動かして、下半身全体を整えていきましょう!

広告

股関節は色々な方向にほぐそう

ヨガのレッスンで良く行われる股関節まわりをストレッチするヨガの動きは、前後の動きが多く行われます。アンジャネーヤーサナなどが代表的な動きでしょう。しかし股関節は球関節と呼ばれる色々な方向に動かせる自由度が高い関節です。筋肉の走行も縦だけでなく横向きや斜め向きのものもあり、一方向のストレッチや柔軟性をアップするだけでは十分とは言えません。

股関節周りの筋肉
股関節の周りにある筋肉。体の前面だけでもたくさんあり、色々な方向に筋肉が走っている

下半身には、全身の筋肉の約3分の2が集まっていると言われています。そのうち、お尻の筋肉・太ももの筋肉・骨盤内外の筋肉など、大きな筋肉から小さな筋肉まで複数の筋肉が股関節の動きに関わっています。その股関節まわりに変化を感じるには、まずは大きな筋肉を大きく動かすのが手っ取り早い!今回は股関節をダイナミックに動かして、股関節周りの柔軟性をアップするヨガの動きをご紹介します。特に股関節を横に開く動きは、あぐらでの変化を感じやすいでしょう。血流のアップやむくみ解消などの効果も期待できます。

30秒で効果を実感!股関節のダイナミックストレッチ

股関節をダイナミックに動かして下半身から全身を整えていくヨガストレッチをご紹介します。脚を大きく開くため、若干上級者向きの動きにはなりますが、ご自身の無理のない範囲で大きく動かしていくように意識してみましょう。徐々に脚を大きく開いたり、大きく前後左右に動けるようになってきます。

やり方

1)四つん這いから片足を手の横につく

2)つま先をななめ45度程度開く

3)両手の幅を肩幅より少し広めにして、前後に大きく揺れる

※膝を動かすとケガの元です。股関節から開いたり閉じたり動かすことを意識しましょう。股関節に違和感がある方や、ボキボキと股関節が鳴る方は、この動きは控えましょう。

4)さらに動かせる方は、お尻を後ろに引く動作をプラスし、三角形を描くように動く

Youtubeで繰り返し見たいかたは股関節ヨガチャンネルもチェック!

広告

AUTHOR

伊藤香奈

伊藤香奈

股関節ヨガインストラクター。会社員歴20年の長年の座り仕事&長時間通勤で、股関節と腰の痛みに悩まされる。解剖学とヨガ・ストレッチ・筋膜リリース・骨格調整などを学び自らの痛みを克服した経験をもとに、オリジナルメソッド「股関節ヨガ」を考案。「立つ・歩く・家事をする・仕事をする」といった日常の動きが楽になるほか、股関節が整うことで、美脚・美尻・むくみ解消・ボディメイクの効果や便秘解消といった女性に嬉しい効果もあると人気が広まっている。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

股関節周りの筋肉
ゆがみ&むくみを解消!【30秒で効果実感】股関節ほぐしヨガ