【インタビュー】モデル・イラストレーターAVI、ヘルシーな美の秘訣を「30問30答」で徹底解剖!
「ヨガする人は美しい」連載企画。日本をはじめグローバルに活動するモデルとして、ヨギとして、本誌やさまざまな媒体で誌面を華やかに飾るAVIさん。エキゾチックでクールビューティ、抜群のプロポーションにうっとりしながら、陽だまりのようにピースフルな空気感を纏う彼女は、そこに居るだけで周りをそっと癒してくれます。6年前からは海外を転々とするライフスタイルへ、そして一児の母となり、モデルとしてはもちろん、イラストレーター、さらには「パーソナルビューティースタイリスト」として新たな活動もスタート。ますます「私らしさ」を輝かせるAVIさんの魅力を、30問30答で紐解きます!
Q1.どんな性格ですか?
穏やかな性格なので、人と衝突することもなく、柔軟性が高いのは長所かなと感じています。今のようにいろんな国を転々と引っ越ししていても、その環境に柔軟に対応できているのは、そんな性格だからかなと思います。
Q2.好きな色は?
グリーンやエメラルドグリーンが好きで、気がついたら選んでいますね。私は5月生まれで、エメラルドグリーンが誕生石だからなのかもしれません!
Q3.不安や怒りなど、ネガティブな感情になったときの解消法は?
一人になって冷静になる、深呼吸をする、などを心がけています。自分自身や状況を客観視して冷静になる習慣は、ヨガで身につけられた在り方。何かに対して瞬間的にイラッとしたときも、その場から3歩うしろに下がって、ちょっと相手に背中を向けて「フゥ~ッ」と深呼吸をするだけでもイライラがおさまって、気持ちが落ち着いてきます。もちろん、ときどきは感情的に怒ることもありますが、そんなときも「あ、言っちゃったな」と後で冷静に振り返ったり。でもなるべくは怒りを相手に向けないで済むように、その場で深呼吸をして、「あ、一瞬カッとしちゃったな」くらいの気づきで終われるようにしています。
Q4.疲れた、と思ったときにすることは?
私はスイーツが大好きなので、甘いものを食べます。とくに菓子パンや、乳糖フリーのチーズケーキが大好き。疲れているときは体が甘いものを欲するので、その声に耳を傾けて、「あ、甘いものを欲している。疲れているんだな。じゃあ食べよう!」って。我慢はせず、自分の声に正直に、食べたいものを食べるようにしています。
Q5.メリハリボディの秘訣は?
今は体重が13kgになった息子を抱っこして、好きな音楽をかけながら踊ることかな(笑)。海外のPOP系、クラブミュージック系など、ノリノリの曲をかけながら自由にダンスしています!
Q6.理想の女性像は?
アクティブで、視野が広くて、包容力のある女性ですね。視野が狭くなっているとイライラしやすくもなるけれど、いろんな角度から冷静に見れる、そういう視野の広い人に私もなりたいなって思います。
Q7.素敵だな、と思う人の共通点は?
ポジティブな人、そして人の悪口を言わない人。悪口ってやっぱりネガティブのエネルギーだから、悪口を言っている本人だけでなく、聞いている周りも嫌な雰囲気にしてしまう。私も陰口は言わないように心がけています。
Q8.ヨガは、ライフスタイルにおけるどんな存在?
精神を「清めてくれる」存在です。ヨガクラスに行くと、終わったあとは身体的にもスッキリ清々しい感覚になるように、心や精神面でもすごく気持ちがリフレッシュできて、余計なものを清めてくれる感覚があります。ヨガをやっているからこそ気づくことも多くて、ニュートラルな自分に戻してくれますね。
Q9.ヨガを学んでいて難しいと思うところは?
まだまだできないポーズもあったり、ヨガ的な在り方に「完璧」にはなりきれていないところが「難しいな」と感じます。「ポーズができる・できない」がゴールでもないし、たとえばヤマ・ニヤマの教えのように、「常に良い行いをしよう」「人に貢献しよう」といったヨガ哲学的な在り方も、できることとできないことがあって、その難しさも実感していたり。でも、自分なりのバランスが見つけられたらいいなとは思っています。
Q10.得意なヨガのポーズは?
ツイストのポーズ。肩まわりや肩甲骨の柔軟性が高いのでねじりやすくて。あとは手が長いぶん、ツイストをして足先を掴むときに届きやすいんです(笑)。
Q11.苦手なヨガのポーズは?
後屈のポーズ。昔から、背中や腰が硬いので反る動きが苦手。もともと骨格的に、骨盤が前傾ぎみなのもあって、後屈はしづらいですね。
Q12.ヨガを始めて、どんなことが変わった?
体型とマインドが大きく変化しました。20代の頃は体型がムチムチしていましたが、ヨガを始めてからは暴飲暴食しなくなり、お酒の飲み方も落ち着いて。「いま何を欲しているかな~」って体の声を聞いてから食べるようになったことも大きいですね。体も心も、ヨガで内観したり客観的に見つめるマインドが身についたことは、今でも心身を健やかに過ごすためにとても役に立っています。
Q13.寝る前にやるヨガのポーズは?
就寝前は前屈系のポーズをすることが多く、開脚前屈は必ずやります。お風呂に入って体を温めてから行うといつもより体が伸びやすく、膝裏や股関節のストレッチも深まります。前屈のポーズは副交感神経が優位になりリラックスも深まるので、心地よく眠りにつけます。
Q14.朝起きたときにやるヨガのポーズは?
片脚をあげた下向きダウンドッグ。ダウンドッグは全身をまんべんなく伸ばせる万能ポーズだなと感じていて、片脚を上げることでさらに効果が高まるのを感じます。逆転のポーズなので血流がいっきに巡り、終わったあとは頭もスッキリ、目覚めのポーズに最適です。
Q15.今ハマっている食べ物は?
オーツミルクラテにハマり中です。私はコーヒーが好きなんですがブラックは苦手、さらに乳製品アレルギーを持っていて牛乳が飲めないので、オーツミルクを入れます。砂糖がなくてもほのかに甘いのもお気に入りで、自宅のコーヒーメーカーで入れて、午前と午後に1杯ずつ飲むのが寛ぎのひととき。ベルギーはミルクの種類が豊富で、オーツミルクやアーモンドミルク、ソイミルクやココナッツミルク、そして私のような乳製品アレルギーでもOKな乳糖フリーなど、お店でもチョイスが豊富だから嬉しいですね。
Q16.毎日の食事で気を付けていることは?
食べたいもの、体が欲しているものを食べること。20代の頃は「あれダメ、これダメ」「夜は白米を抜いて」など、とても厳しく食事制限していたんです。でもそんなふうに我慢を強いるより、自分に「いいよ」って言ってあげたほうが心身の負担が少なくて、我慢がないぶん反動で食べ過ぎることもなくなって、昔より今のほうが体型もスッキリしています。
Q17.スキンケアで気を付けていることは?
とにかく保湿を重点的に、乾燥しないように洗顔後は3分以内にケアを始めるようにしています。肌がとても美しい女性に「化粧水→乳液を3回繰り返すといいよ」と聞いてから、化粧水と乳液の3回重ねも取り入れています。
Q18.お気に入りのスキンケアアイテムは?
ラロッシュポセの「エファクラ ピールケア セラム」という美容液。デイリーでも使える優しいピーリングセラムで、顔だけでなく首や背中などにも使えてお気に入りです。
Q19.毎日欠かさない習慣は?
毎朝6時台に起きる生活なので、必ずどこかで15分ほどお昼寝をしています。15分休息しただけでも疲れがリセットできて頭もスッキリ、それにお肌もすごく蘇る感覚があるんです!
Q20.洋服はどのように選んでいますか?
今は子供と過ごす時間が多いので、抱っこすることを考えると洗濯しやすい素材のもの、公園に行くなら身軽なものや汚れてもいい靴、など子供中心に選ぶことも。「今日は抱っこしない」という日はロングコートが着れます(笑)。
Q21.数時間ぽっかり空いたら何をしたいですか?
最近ますますデニムが好きなので、いろんなデニムを試着してジャストサイズのものを買いたいです。産後で体型が変わり、私の場合はむしろ出産前よりも引き締まって細くなったこともあり、今の自分に合う、お尻が綺麗に見えるデニムを選びに行きたいです。
Q22.最近悔しかったことは?
私の眉毛がしっかりしてることが理由で、ビューティー企画の撮影が決まらなかったこと(苦笑)。眉毛を描く前と後のビフォーアフターを見せる企画だったんですが、私の眉毛はメイクのしがいがないくらいしっかりある、という理由でお仕事が決まらなくて……悔しいです。
Q23.大切にしている言葉は?
「人生は一度きり」ですね。今は子供中心の生活で、海外を転々とする暮らしも夫の仕事の都合、言ってみれば「自分じゃない選択肢」で過ごしていますが、「自分の人生なんだからもっと楽しまないと」とも思っていて。結婚前までは自分の好きなこと、モデルのお仕事もできて、自分が住みたい場所に住んで、と自分主体だったのが、結婚後は夫や子供中心に過ごすようになって、でもそれもようやく落ち着いて気持ちにも余裕が持てるようになったので、ここからまた自分自身の人生も楽しみたいなと思っています。
Q24.忘れられない出会いはありますか?
モデルになるきっかけをくれた美容師さんです。大学生の頃、大阪で街を歩いているときにその美容師さんにスカウトされて、カットモデルを始めたのがモデル人生の原点。そこからいろんな美容雑誌に出るようになって、22歳から本格的にモデル活動を始めたんですが、そのきっかけをくれた美容師さんのセンスがすごく素敵で憧れでした。
Q25.幸せを感じるのはどんな瞬間?
数時間でも一人の時間が持てたとき。今は子供中心に生活が回っていて、もちろんそれも楽しいんですが、時間できたら一人でのんびりしたり、デニムを選びに行ったり、一人でお茶したり。そんな時間に幸せを感じます。
Q26.好きな場所、パワースポットと感じる場所は?
イタリアのカプリ島。ここは毎年、夏には多くのヨーロピアンがバケーションで訪れる人気のリゾートなんですが、私も行くたびにパワーと癒しをもらえます。地中海の島の雰囲気がとてもお気に入りです。
Q27.コンプレックスはありますか?
たくさんあって、一つひとつ克服しながら今に至りますが、たとえば昔から姿勢が悪いのがコンプレックスでした。田舎で育つ中では、背が高くて目立ちすぎるのが嫌だなって思っていたので、どうしても猫背になりがちで。でもモデルとして活動するようになったら、「背が高くて良かった」と長所に思えるようになって、ヨガなどを続けることで姿勢も改善できました。
Q28.自分のどんなところが好きですか?
寝て起きたら嫌なことを忘れるところ! ネチネチと長く引きずらないタイプで、たとえケンカになったとしても、寝て起きたら普通に話しかけちゃいます(笑)。それもあって我が家は夫婦ゲンカもないですね。
Q29.今後どのように年を重ねていきたいですか?
チャーミングなおばあちゃんになりたいです。ちょっと抜けていてもほっこりできたり「可愛い」って思ってもらえるような、若い人たちからツッコまれるような、そんな人になりたいなって思います。
Q30.これからの目標は?
2022年から、「パーソナルビューティースタイリスト」として、ファッションやビューティのパーソナルスタイリングもスタートしたので、一人でも多く人にファッションの楽しさを感じてもらい、自分らしく自信を持って輝くためのサポートができたらと思います!
AVI
モデル。大阪府生まれ。イギリス人の父と日本人の母を持つ。女性誌や広告、ショー等で活躍しながら、ヨガ講師資格RYT500も取得。6年前から海外へ移住し、日本と海外でのモデル活動のほか、イラストレーター業も。2022年からは「パーソナルビューティースタイリスト」の活動もスタート。HP内のロゴやアイコン、イラストやデザインも自身が手がけ、スタイリッシュでクリエイティブな才能を発揮。HP:avistyling.com
ジャンプスーツ¥88,000(ヘンネ/ヘンネ カスタマーサポート)、ネックレス¥19,800、ブレスレット¥39,600ともに(リューク)、ピアス¥6,600(CONN)、リング¥33,000(バウゴヘイアン)
AUTHOR
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
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