【インタビュー】人気モデル松島花を「30問30答」で徹底解剖!#ヨガする人は美しい

 【インタビュー】人気モデル松島花を「30問30答」で徹底解剖!#ヨガする人は美しい
photos by Satoshi Kuronuma(aosora)

透き通るように清純な美しさと、パーフェクトなプロポーションに惹き込まれる、モデル・女優の松島花さん。幼少期から長年培ったバレエの経験と、今の自分と丁寧に向き合うトレーニングの習慣と、心身をリセットできる毎朝のヨガと……そんな日々の賜物を物語るように、本誌vol.80でも華麗なヨガポーズで表紙を飾ってくれました。「いつでも今がいちばん」と語る美しさの秘密や日々のエッセンスなど、オンラインでは松島花さんの魅力を30問30答で徹底解剖します!

広告

Q1.どんな性格ですか?

話し方がゆっくりしているせいか「のんびりしてそう」ってよく言われるんですが、実はものすごくせっかちな性格で、みんなにもビックリされます(笑)。家でもお仕事でも、無駄な時間を作りたくなくて歩きながら着替えをしたり、次のためにできることを常に探して行動するタイプ。外出するまでの30分も、「30分しかない! まだあれもこれもやってない!」と忙しく動いているくらいせっかちだから、「穏やかでのんびりな人」に憧れますね。

Q2.好きな色は?

子供の頃からピンクとパープルが大好き。大人になってからは優しい水色やブルーグレーといった洋服も好きですね。でもピンクとパープルは小物などで持っているとやっぱり気分が上がる、それでいて落ち着く「お守りカラー」のような感覚です。

Q3.不安や怒りなど、ネガティブな感情になったときの解消法は?

家族に、そのときの出来事や感じた思いをひたすら吐き出して甘えるようにしています。すると全力で励ましや意見をくれて、ポジティブな方向に連れていってくれるんです。あとは美味しいご飯を食べたり、気分転換するうちにわりとスッキリ解決できます。

Q4.疲れた、と思ったときにすることは?

適度に運動をしないと余計にシンドくなるタイプなので、私は疲れたと思うときほどトレーニングをします。もちろん、あまりに疲れすぎているときは、好きなだけ眠ります!

Q5.理想の女性像は?

私の母ですね。底なし沼のように愛情が深くて、家族に対してきちんと愛情表現もしてくれて、いつも大きな安心感をくれる存在です。

Q6.素敵だな、と思う人の共通点は?

「相手はきっとこう感じているんだろうな」と心の機微に気づける人や、気が利く人。人の気持ちに寄り添える人は素敵だなって思います。

Q7.対人関係で大切にしていることは?

思いやりややさしい気持ち、ですね。私は言いたいことを我慢するのが苦手で、でも言い合いをしたいわけじゃないから、何かを伝えるときも思いやりを大切に。相手の気持ちも考えつつ、でも自分の意見もきちんと伝えるために、言葉選びは慎重に、丁寧に伝えるようにしています。

Q8.現在興味があり、学びたいと思うことは?

小さい頃からクラシックバレエをやってきたので、また踊りたい気持ちもあって、ダンスを学びたいと思っているところです。ヨガやトレーニングも楽しく体を整えられるけど、学びながら踊ったり振り付けをしたり、同時に体を動かせて汗もたっぷりかけるのもいいなって。ベリーダンスやフラダンス、アルゼンチンタンゴなどジャンルは悩み中ですが、最近はフラメンコに興味津々です!

Q9.ヨガにはどんなイメージがありますか?

ヨガは筋トレとは違う癒し効果も心地よくて、呼吸が整えられるから心が鎮まって気持ちも穏やかになりますね。それでいて血流もいっきによくなり、頭もスッキリ。朝ヨガをやると目の開き具合も全然違います!

Q10.もし好きなヨガのポーズがあればお教えください

脚裏を伸ばせるポーズが好きなので、ダウンドッグやドルフィンポーズは毎朝、巡りを高めるストレッチ感覚でやっています。

Q11.寝る前にやる習慣は?

冬の寒い間は必ず、脚を湯たんぽで温めてから寝るのが日課。あと、メイク落としは時間をかけて丁寧に、毛穴から汚れをしっかり落として寝ます。スチーマーをかけながらクリームタイプのクレンジングでメイクをOFF。それからゆっくり湯船に浸かって体を温めた後、脚の疲れやむくみを取るためのオイルマッサージも習慣にしています。

Q12.朝起きたときの習慣は?

ストレッチポールの上に仰向けになって、背中をグリグリほぐしたり、反対にうつ伏せになってポールの上に太腿を乗せてマッサージしたり。朝10分くらい、ヨガとこの簡単ストレッチをするだけで全身も顔もスッキリ。撮影の日もこれをやるのとやらないのとでは、顔の血色も全然違うので、毎朝欠かさずやっています。

Q13.今ハマっている食べ物は?

干し芋です! もともと大好物だけど、最近は美味しいものがいっぱいあるので食べ比べしちゃいますね。自分でも家でお芋をふかして、小腹が空いたときにおやつ代わりに食べます。

Q14.毎日の食事で気を付けていることは?

家で作るときは和食が多いんですが、食事は1日のトータルバランスを考えながら、たとえばお昼と夜で重ならないように、お昼に麺類を食べたら夜はお米、など。でも食べる時間や食べるものは基本、体の声を聞いてみることを最優先にして、「お腹が空いたら食べる」こと、そして満腹になるまで食べずに「腹八分」の感覚を大切にしています。

Q15.スキンケアで気を付けていることは?

前術のように、クレンジングは丁寧にしっかりと、でもゴシゴシこすらず、スチームを当てながらクリームタイプでやさしく落とします。あとは目と口の周りは重点的に、クリームを重ね塗りして保湿します。

Q16.お気に入りのスキンケアアイテムは?

アイクリーム。20代の頃はアイクリームなんてまったく使わなかったけど、皮膚が薄い目の周りや口まわりは、やっぱりよく動かす部分だから、今はしっかり保湿するようにしています。

Q17.メリハリボディの秘訣は?

私は「痩せたい」「ダイエット」といったマインドでトレーニングをするより、パーツごとに理想的な体を作りたくてトレーニングを習慣にしています。なのでメリハリボディの秘訣は、たとえばミニ丈のボトムやデニムをカッコよく履きたいから「内腿をもっと引き締めたい」「お尻の丸みを作りたい」など、目的を決めてトレーナーさんと相談しながら、パーツごとに細かく鍛えていくことですね。体型を気にして好きなファッションが楽しめないよりは、自由に好きな服を着回せるように、楽しんで運動したいって思います。

Q18.健康を維持するために気を付けていることは?

偏ったダイエットはしないこと。「○○ダイエット」ってたくさん流行っていますが、人によって合う合わないもあり、そもそも「ダイエットの終わりはいつなんだろう?」と思うんです。制限や我慢をたくさんして理想の体型になっても、終わった途端せきを切ったように暴食しちゃったら意味がないし。だから私は基本的に、我慢しない程度にバランスよくいろんなものを食べて、適度に運動することを習慣しています。

Q19.洋服はどのように選んでいますか?

撮影でいろんなブランドの、いろんなタイプのお洋服を着るので、私服はあまり「これがMYスタイル!」という偏った型や好みは作らないようにしていて。プライベートではカジュアル系もカッコいい系も、女性らしいファッションも、新しいスタイルにも積極的にチャレンジしてみたり。いろんなスタイルを自由に幅広く、TPOで楽しんでいます。

Q20.数時間ぽっかり空いたら何をしたいですか?

愛猫とゴロゴロ! 数時間あいたらとりあえず家に帰って、愛猫とゴロゴロまったりしたり、おもちゃで遊んだりしたいです!

Q21.最近悔しかったことは?

ずっと食べたかったラーメン屋さんにやっと行けたと思ったら、「今日はもう、ここに並んでいる人の分で終わりです」と言われたのが大ショック(苦笑)。間に合うと思ったから行ったのに、めちゃくちゃ悔しかったです!

Q22.大切にしている言葉は?

「やさしい気持ち」と「感謝」ですね。「忙しくてつい、思いやりが欠けちゃったな……」ってことがないように、たとえ忙しい毎日でも家族や身近なマネージャーさん、いつも関わっている方々にやさしい気持ちを持っていたい。芸能界のお仕事もかれこれ20年続けてこられたのも本当に一人じゃできなかったし、皆さんに「ありがとう」の気持ちが溢れます。

Q23.忘れられない出会いはありますか?

いっぱいあるんですけど、17歳のときに資生堂「TSUBAKI」のCM撮影でご一緒したスタッフさんは、とくに印象深いです。それまでの私はただかわいいお洋服を着てメイクをしてもらって、もちろんモデルとして精一杯やってはいたんですが、そのCM撮影では、ひとつのビジュアルを作るのにものすごく大勢の人たちがクリエイティブな才能を活かし合っていて、そんな作り手のチームワークにすごく感動したんです。私は出演者ではあったんですが、髪の毛を理想的にふわっとさせるためにいろんなやり方で何百回もジャンプして、私のアイデアも出してみたり。そのCM撮影から私自身の仕事に対する感覚が変わったんです。モデル=マネキンになるより、自分の意見も言えるようになったらどんどん仕事が楽しく、奥深さも増していって、このお仕事をできる限り長く続けたいって思えた大きなきっかけでした。

Q24.幸せを感じるのはどんな瞬間?

私は両親のことが心から大好きなので、もう両親が楽しそうに笑っているところを見るのが幸せで、「両親が幸せなら私も幸せ」と思えるくらい。毎日電話しますし、ときどき3人でランチしたり、両親とのなんでもない時間がすごく幸せに感じます。

Q25.東京で好きな場所、パワースポットと感じる場所は?

私は昔から、家のある地域の氏神様に毎月1日と15日に必ずお参りしているんです。15日は行けずに1日だけの月もありますが。引っ越すたびに、必ずそのエリアの氏神様にお参りしているので、私のパワースポットは近所の神社ですね!

Q26.コンプレックスはありますか?

歳を重ねるにつれて意識しなくなりました。むしろコンプレックスと個性って表裏一体だなって感じていて。芸能界はコンプレックスが個性になる業界でもあるから、コンプレックスがなくなると個性がなくなっちゃう。だから私はあまりコンプレックスと思わず、ネガティブなイメージに捉えないことも大事かなって思います。

Q27.自分のどんなところが好きですか?

よく笑うところです! 本当にくだらないことでよく笑うし、お箸が落ちても笑うくらい! よく「笑のツボが浅い」って言われます(笑)。

Q28.年を重ねて、若いころとどんなことが変わりましたか?

20代の頃は無理をしてもなんとかなったけど、30歳手前から自分の体に入れるもの、体が欲するもの、いま私の体はどんな感じかなって意識するようにしたんです。そうして体の信号にていねいに耳を澄ませて、体の声に応えてあげるようにしたら、20代よりも今のほうが体が軽くて動きやすくてなりました!

Q29.今後どのように年を重ねていきたいですか?

やっぱり内面も外見も健康的で、自分が気持ちいいと感じる心身で年を重ねていきたいですね。見た目の美しさだけじゃなく、心が健やかだからこそ内側から美しさが滲み出てくると思うので。とにかく健康に、年を重ねることを楽しんでいきたいです。

Q30.これからの目標は?

今後も「私にしかできない表現」を追求していきながら、求められているものへ的確に応えられるように、自分の心身や表現力など、これからももっと磨きをかけていきたいなって思います。

松島花/プロフィール

松島花
photos by  Satoshi Kuronuma(aosora)

1989年生まれ、東京都出身。『CLASSY.』(光文社)など数々のファッション誌でトップモデルを務める。CM出演や女優としても活躍中。instagram@hana_matsushima_officialでは「#花トレ」も公開中。★松島花さんが華麗なヨガポーズで表紙を飾る『ヨガジャーナル日本版』(vol.80)が発売中。

ブラトップ ¥8,250 /NUX、レギンス ¥13,200 /LORANA JANE(ともに MellowFlow☎03-5379-9595) 、トップス ¥9,922 /alo yoga(ブレステイキングiwww.alobt.com)、ヨガマット ¥12,650 /Manduka(アイロックス☎ 03-6821-3503)、ピアス/スタイリスト私物

広告

photos by Satoshi Kuronuma(aosora)
styling by JURIKA.A
hair&make-up by Keiichi Hiramoto
text by Ayako Minato

AUTHOR

ヨガジャーナルオンライン編集部

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

松島花
【インタビュー】人気モデル松島花を「30問30答」で徹底解剖!#ヨガする人は美しい