すみれさんに聞く!自分らしくある、輝く秘訣#ヨガする人は美しい
どこにいても生まれ育ったハワイの太陽に包まれているかのように朗らかで、愛あふれるアロハ・スピリットをいつも心に。凛とした華やかさにも魅了される、すみれさん。ヨガとの出会いは中学校1年生のとき、体育の授業でだったそうですが、それから女優や歌手として国内外で才能を開花していくそばにもヨガが日常的に。カラダもココロもヘルシーに、何も飾ることなくありのままでいることが「幸せの基準」だと教えてくれる彼女のナチュラルマインドも、ハワイの空気とヨガの中で自然と身についたこと。自分と向き合って自分を何より大切にして、内側から優しさとハッピーをふりまくすみれさん、今回はキレイの秘訣を教えてもらいます!
──いつも自然体に見えるすみれさんですが「私らしくいるために大切にしていること」はどんなことですか?
やっぱり「無理をしない」ことが一番大事だと思っています。もちろん目標に向かって頑張ることや、モチベーションを上げることも大切だけど、たまには気分を上げられないときもあって、そこで自分に嘘をついて無理しちゃうよりは、自分のペースでいることが大事だと思うんです。どんなときにも「ハッピーでいよう!」「ポジティブでいよう!」っていう人も多いけど、気分がダウンすることも誰にでもあって…そういうときに無理やり元気でいようとすると余計に気持ちがダウンしちゃう気がするんです。
──最近は「いつも笑顔でポジティブで!」という空気感は疲れてしまう、そんな「ポジティブ疲れ」を感じる人も多いみたいですね。
ほんとそう、「いつも笑顔でいなきゃ!」って疲れちゃうし、そんなの無理ですよね。人間だから誰でもアップダウンがあって当たり前。無理して明るく振る舞うよりも、ダウンしている自分のことも「あ、今はこうなんだな」ってそのままを理解して受け止めてあげることが大事だなって思うんです。例えば、ノートに今の気持ちを書いてみたり、友達や専門のカウンセラーに話してみたりして、ダウンした自分も大事にケアする。ヨガでありのままの自分の内側と向き合うように、どんなときでも心の声、身体の声を聞いてあげることを一番に心がけていますね。
──「元気な自分がOKで、落ち込んでいる自分はダメ」とジャッジしがちですが、ダウンしている自分が悪いわけでもなく、自分の声を繊細に感じてありのまま自分を愛する、ということですね。それは身体のメンテナンスにも通じていますか?
そうですね、ヨガや瞑想をしながら自分と向き合って、自分の身体に聞いてあげる、自分の心に聞いてあげることが一番かなって。疲れて甘いものを欲しているなら、「甘いものはダメ」って完全に断つよりは、質のいいシュガーを使ったスイーツを食べたり、フルーツやアガベシロップをとるようにしたり。今は流行りのダイエット方法もたくさんあるけど、「痩せなきゃ」「~しなきゃ」って思うほどうまくいかなくて、無理して頑張るとストレスが増えるから食べすぎてしまったり。だから「無理せず」がモットーですね。
でも、そもそも「細い is BEST!」ではないなって思うんです。最近SNSなどでも、昔の「太っていた自分」と今の「痩せた自分」のBefore/After写真を載せた投稿をよく見かけるんですが、それもなんとなく違和感を感じてしまって。もちろん、ご自身が満足感を感じるならいいと思うんですが、だからといってみんながみんな「太っていた時代=悪い」というネガティブなイメージを抱いてしまうのは悲しいなって。私も10~20代の頃はガリガリなくらい細かったけど、「それがベストだったか?」といわれるとそれは違う気がします。なぜなら、当時は無理な食事制限をして体力も全然なかったし、顔色も悪くて不健康で、痩せてはいても「不幸そうな印象」だったなって(笑)。だから、ただ「細いからキレイ」っていうより、自分を愛せて心が満たされていれば、きっと外見の云々は関係なく、誰が見ても「素敵!」って思うんです。
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