ぽっこりお腹の原因は腸むくみかも?【寝る前たった30秒でOK】腸むくみ改善!ツボ押しテクニック
様々なエクササイズを試したけれど、何をやってもお腹がぽっこり…。そんな方は、筋肉が弱いだけでなく腸がむくんでいるかもしれません。
むくみ腸のメカニズム
むくみとは血液の中の水分がうまく排出されないため起こります。多くの人は顔や脚のむくみは実感しやすいと思いますが、実は腸もむくむ場所の一つです。
むくみ腸の原因は、味の濃いもの・甘いもの・塩分の高い食べ物のとりすぎや、強いストレス、座りっぱなしなど運動不足などにあります。腸がむくむと、便秘になったりお腹に張りを感じることも。腸がむくむと腸内に水分が溜まった状態になるため、お腹が重く感じます。むくむことで腸の機能はさらに衰えていき、ますます便秘が悪化するという悪循環に陥ってしまいます。
むくみ腸で起こる不調
こうして腸内が汚れていくと、
● 肥満
● ぽっこりお腹
● 冷え
● 肩こり
● 生理不順
● 肌トラブル
● アレルギー症状
このような不調を引き起こす可能性があります。
むくみ腸改善のツボ
体には数々のツボがありますが、腸の動きに影響があるツボの一つに天枢(てんすう)というツボがあります。
天枢はおへそから指三本分横にずらした部分にあるツボで、消化器系や泌尿器系の機能促進に効果があり胃腸の働きを活発にするため、便秘以外にも胃もたれ・消化不良・食べすぎ飲みすぎ、慢性の胃腸病や下痢にも効果を発揮すると言われています。今回はこの天枢のツボ押しテクニックをご紹介します。
たった30秒でOKの腸むくみ改善ツボ押しテクニック
<やり方>
1)両ヒザを立てて仰向けになる
2)親指を重ねて息をゆっくり吐きながら天枢のツボを押し、じんわり圧をほどく
3)反対側も同様に行う
ポイント:親指で押しにくい場合は、人差し指・中指・薬指を揃えて押してもOK。ゆったりした気持ちで30秒くらい何度か繰り返すします。ツボを押す時に「ふぅ~」とゆったり息を吐くことで、無意識の呼吸よりも吐く息が長くなり自然と副交感神経が優位になります。ツボの効果と呼吸による自律神経のコントロールにより腸の調子を整えて、翌朝スッキリできる身体作りをしていきましょう。
腸のぜん動運動は副交感神経が優位になると活発になるため、腸の調子を整えるには夜の過ごし方が大切。夜ゆったり過ごすことで睡眠の質もアップし、翌日の腸の調子が良くなります。ツボ押しとともに就寝前の過ごし方を見直しつつ、お布団に入った後たった30秒でできるツボ押しで良い明日を迎えましょう。
▼ 詳しいやり方を動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
参考サイト(むくみ腸について):
AUTHOR
高山ゆかり
ヨガインストラクター。【姿勢と自律神経を整え健やかに】 をコンセプトに活動。長年の運動不足により体調を崩したことをきっかけにヨガを始める。ヨガに筋膜リリース、ピラティスを取り入れることで硬かった体がほぐれ、インストラクターの資格取得に至る。福岡市内のスタジオ、自宅にてヨガレッスンを行う。RYT200/チェアヨガ/ピラティスインストラクター/アロマテラピー検定1級。プライベートでは2児の母。
- SHARE:
- X(旧twitter)
- LINE
- noteで書く