あなたの身体の硬さの、意外な原因を解消【冷え・むくみで固まった身体をほぐすワザ】
身体が硬い原因は人によって様々です。あなたの身体の硬さは何が原因でしょうか?今回は、真冬の寒さから来る「冷え・むくみによる硬さ」を解消するワークをお伝えします。
あなたの身体が硬い原因は?
「身体が硬くて硬くて、全然柔らかくならない。」と「身体が硬い」というのが自分の代名詞のように思われている方はいらっしゃいませんか?そもそもあなたの身体が硬い原因は何でしょうか?
●運動不足
●立ち仕事や座り仕事など長時間同じ姿勢が続く生活をしている
●身体が冷えている
●むくみ
●心身の緊張が強い
私たちの身体は、筋肉を適度に動かさないと血流が低下したり、筋肉表面の筋膜が癒着したり、筋肉と骨をつなぐ腱が固まったり、筋肉や関節が徐々に硬くなってしまいます。
よって、適度に運動をして内側の流れを良くしていくことがとても大事になります。また、脳からの指令を受けて身体を動かしているので、「私は身体が硬い」と強く思い込んでいると、筋肉がそれ以上に伸びないようブレーキをかけてしまう反応もあります。
あなたの身体の硬さはどのタイプでしょう?
●関節の硬さ
●筋肉の硬さ
●冷え・むくみによる硬さ
●思い込みによる硬さ
今回は真冬の寒さから起こりやすい「冷え・むくみによる硬さ」に焦点をしぼり、太い血管やリンパ節がある股関節まわり・太ももの筋肉・ひざを縮めたり伸ばしたりして、体内の巡りを良くし柔軟性を上げるワークをお伝えします。身近にある道具をサポートに使いながら、身体を痛めないよう深呼吸とともに安全に行っていきましょう。慌てずゆっくり少しずつ深めていきましょう。
「冷え・むくみによる硬さ」を解消するワーク
①両手は椅子や固めの台の上に添えながら、両足をそろえ、ゆっくりしゃがむ。かかとは浮いていてよい
②ひざを少しずつ外側へ開き、つま先立ちでしゃがむ。太ももとふくらはぎを押し合い、胸・お顔正面。深呼吸を繰り返す
③ゆっくりひざを伸ばしつま先立ちへ。両手は腰、または天井へ上げる。深呼吸を繰り返す
④息を吐きながらかかとを下ろし、気をつけの姿勢をとる。足裏(親指のつけ根、小指のつけ根、かかと)で床を押す
⑤息を吐きながら股関節(足のつけ根)から上半身を前に倒し前屈。両手は椅子や固めの台の上に置き、お尻~足首まで脚全体の伸びを感じる。下半身の血流の巡りが良くなり、少しずつ柔軟性アップへと繋がる
※①~⑤を数回繰り返す
AUTHOR
元田裕子
ヨガインストラクター。図書館司書として働いていた頃にヨガと出会う。心身がすっきり解放される感覚に魅了され、指導者資格を取得。現在は、オンラインレッスンのほか、横浜市内のヨガスタジオ、カルチャーセンター、子育て支援施設、神社などでクラスを担当。子どもから大人まで幅広い世代へセルフケアの大切さを伝えている。全米ヨガアライアンス500時間修了/龍村ヨガ指導者養成講座修了/経絡YOGA認定講師。インドのアーユルヴェーダDr.よりアーユルヴェーダ・マルマセラピーを学んでおり、アーユルヴェーダアドバイザー、マルマセラピストとしても活動の幅を広げている。
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