【寒いと体が硬くなるのはなぜ?】血流と代謝をupさせ肩甲骨と股関節の柔軟性を高めるポーズ2選

 【寒いと体が硬くなるのはなぜ?】血流と代謝をupさせ肩甲骨と股関節の柔軟性を高めるポーズ2選
photo by Saki Tsumura
津村早紀
津村早紀
2022-12-03

冷え込む季節になりました。寒くなるとどうしても身体が丸く、硬く縮こまり、肩甲骨や股関節の本来の動きが出にくくなります。今回は、肩甲骨と股関節の柔軟性を高め、血流&代謝を高めてみるみる痩せやすくなるヨガをご紹介します。

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筋膜の硬さと寒さの関係性

寒さで肩甲骨や股関節周りはいつも以上に硬さを感じやすくなります。実は、寒くなってくると「筋膜」も固くなる事が分かっています。筋膜は温度の影響を受ける特徴があるため、冬が近づき身体が冷えると、筋膜が固くなりやすく、それに伴って肩甲骨や股関節の動きが悪くなり、筋肉がうまくはたらかない事で柔軟性低下につながるのです。

肩甲骨・股関節の柔軟性が低下することで引き起こすトラブル

肩甲骨・股関節周辺の筋膜が硬くなる事で起こるトラブルを見ていきましょう。

・血流が悪くなり、代謝が低下する
体を大きく動かすために重要な肩甲骨・股関節。この股関節や肩甲骨周辺の筋肉が硬くなっていると、上半身・下半身共に血流が悪くなり、冷えの原因に。冷えが身体に生じると、基礎代謝が低下した状態が続きやすくなります。

・姿勢が悪くなり、正しい姿勢を支える筋肉が弱ってしまうことで太りやすくなる
寒さで背中を丸めるような姿勢が続くと、肩甲骨・股関節共に本来ある位置からズレてしまい正しい姿勢を支えてる筋肉がうまく働きません。筋肉量が低下することで基礎代謝が低く太りやすい状態になります。

肩甲骨と股関節の柔軟性を高めることは代謝UPにつながり、寒さで硬くなりやすい筋膜をなめらかに保つことにつながります。
本日は寒い季節でも内側からポカポカと温まって代謝が良くなり、痩せやすくなるための、股関節・肩甲骨にフォーカスしたほぐしヨガをご紹介します。

⁡〈柔軟性&代謝UPで美ボディへ〉肩甲骨・股関節集中!ほぐしヨガ  

・肩甲骨パート

※スタートポジション 楽な座り方でOK。椅子の上でも大丈夫です。

①両手の指先を肩に添え、腕を前から後ろに向かって大きく回す
前回し後回しそれぞれ3回ずつ行います
※ポイント
・腕を前に回す時→なるべく肘同士をくっつけるように肩甲骨を開く
・腕を後ろに回す時→肩甲骨同士を寄せて胸の前側を開く

肩甲骨ストレッチ
photo by Saki Tsumura

・股関節パート

ダウンドッグから右脚をできる範囲で天井方向に持ち上げる。
膝を曲げて股関節で大きな円を描くように内から外、外から内回しを交互に行う
それぞれ3回ずつを目安に。
※ポイント
膝ではなく、股関節を起点として大きな円を描くこと

股関節ストレッチ
photo by Saki Tsumura
股関節ストレッチ
photo by Saki Tsumura

股関節の柔軟性を高めるために必要な動きをバランス良く行えるおすすめの動き。ぜひお試しください!
 

動画で一緒に動いてみましょう  

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AUTHOR

津村早紀

津村早紀

営業職としてストレス過多で違和感を抱えながら働く日々の中で、ヨガを通して心のゆとりを取り戻し、自分の心に素直に生きる心地よさを体感し、インストラクターの道へ進む。現在は働く女性の「カラダを変えたい」&「ストレスフル」を解決すべく骨格矯正の要素を取り入れたボディメイクヨガとマインドフルネス瞑想を掛け合わせた【ナチュラルボディメイクヨガ】を考案。心と身体を両方バランスよく整え、しなやかな「自分軸」を育み、自分らしく生きる方法を発信している。オンラインや都内スタジオを中心に活動中。



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