即効果!理学療法士が教える【腰のお肉撃退ストレッチ】姿勢を意識するだけでお腹・腰まわりすっきり
男性と比べて女性の方が腰や下腹のまわりには脂肪がつきやすいことはご存じでしょうか。今回は、落としにくい腰まわりの脂肪を撃退するトレーニングをご紹介。太りやすくなる年末年始に向けて今から対策をしていきましょう。
「猫背」が腰まわりに脂肪がつく原因
腰まわりにお肉がついてしまう原因の1つに「猫背姿勢」があります。猫背姿勢をとっていると、体幹が潰れてインナーマッスルがうまく働かない状態になります。インナーマッスルが使えていないと筋肉が常に緩んだ状態となり、筋肉がたるんだり脂肪がつきやすくなってしまうのです。長時間のデスクワークやスマホの使用で猫背姿勢になってしまっている人は注意が必要です。
腰まわりの脂肪を撃退するコツ
腰まわりの脂肪を撃退するには、姿勢を意識することが大事。特に、骨盤と肋骨の距離を広げることを意識しましょう。
骨盤と肋骨の距離が広がった姿勢を維持できれば、常にインナーマッスルが働き腰まわりの脂肪がつきにくくなります。また、インナーマッスルは体幹のコルセットのような働きをしているため、内臓を正しい位置に保持することで下腹の出っ張りも改善することができます。
ぷよぷよ腰まわりすっきりトレーニング
背骨ねじり
①両足を伸ばした長座の姿勢をとり、膝を軽く曲げて骨盤を立てます。息を吸いながら両手を天井方向へ上げます。
②下半身は安定させたまま、息を吐きながら上半身を右方向へねじります。両手を前後に開き肩の高さで伸ばします。この動作をを左右交互に行いましょう。
お手軽腹筋
①長座になり両膝を曲げて、足を腰幅に開きます。息を吸って両手を天井方向に上げます。
②両手を肩の高さまで下ろしながら、背中を丸め体を後ろに倒します。仙骨がマットに着くまで傾けたら息を吸いながら上体を起こします。この動作を呼吸とともに繰り返します。両足がマットから離れないように注意しましょう。
詳しい方法はこちらをご覧ください。
AUTHOR
Ayaka
医療系大学卒業後、理学療法士としてリハビリテーション専門病院で4年間勤務。病気や怪我をされた方を病院で待つよりも、病気や怪我を未然に防ぐことはできないかと予防医学に興味を持つ。ヨガインストラクターの資格を取得するためにハワイに留学。そこでピラティスにも興味を持ち、日本でピラティスインストラクターの資格も取得。現在はフリーのインストラクターとして解剖学・生理学の知識をもとにした姿勢改善・体質改善のレッスンや情報発信を行なっている。
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