「ヨガする人はより良いセックスができるの?」専門家に聞いてみた
ナオミ・ウルフ博士
『ヴァギナ』作者
「私の研究によると、事例証拠として、セックスにとても満足している女性たちはヨガのような心と体のプラクティスを行っているという傾向があります。ヨガをプラクティスしている女性たちは、ヨガが背骨や血液循環を健康的に保ち、うっ血を防ぐため、より多くの感覚を得ている可能性があります。ヨガは精神と体を一体化し、とても癒す力があります。特に性的虐待を経験した女性には効果的です。ヨガは全体的により良いセックスに役立つと思います。女性については確かにそうです。これが男性にも当てはまらないとしたら、驚きですよね」
パティ・モンテッラ
アートオブリビング財団 上級講師
「精神的な道を歩むと、神の至福にたどり着きます。これはセックスよりもはるかに素晴らしい体験です。それは人々が人生で求める完全な自由を得た瞬間といえます。私たちはそうしたことをセックスの中に一瞬だけ見出すことができますが、後には疲れが残るだけです。それに対して神と一体になると、無限に持続可能なエネルギーと至福で満たされます。つまり二つの体が一体になることよりも、神と一体になることこそがヨガだといえます。それは心、体、そして精神を一体化するということなのです」
キャロル・クイーン博士
性科学者、社会学者、作家
「必ずしもそうとはいえません。とはいえ、柔軟性と体への意識は性的な関連が大いにあるかもしれません。一般的なヨガの実践者はより良い性教育を受けているというわけではありません。羞恥心、性差による『正常』や許容範囲についての意識、気遣いや経験と深く関連しているのかもしれません。さらにいくつかのヨギの伝統の中には、性的関係を慎むことを奨励するものもあります。これはほとんどの実践者の間で一般的なことではありませんが。それにすべてのヨギがタントラセックスの愛好者ではないのですから」
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