恋愛にズブズブはまる人がダイエットでも失敗する理由

 恋愛にズブズブはまる人がダイエットでも失敗する理由
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mikiko
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2022-11-09

恋愛で依存する人は、ダイエットでも失敗します。「痩せたね」と周りに言ってもらえる自分しか好きになれない人は、好きな人に振り向いてもらうために痩せようと決心したり、別れた後にその人を見返すためにダイエットに走ったりするからです。そうやって他人軸のモチベーションを持っている限り、どれだけ大変身しても、誰かの心ない一言でガラガラと音を立てて崩れるような脆い自信しか育ちません。

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自分で自分の心を埋められない人は、 誰かにその穴を埋めてもらうために自分を変えようとします。自分で自分ことを肯定できないから、 人に好かれるように振る舞い、モテたい欲に振り回され、離れていく人を必要以上に追いかけるようになる。そうしてズブズブと恋愛にハマり、不健康な関係を築いてしまうのです。

そんな恋愛をする人が「人に好かれるため」「モテるため」「誰かを振り向かせるため」にダイエットをすると、いくら痩せても自分に自信を持つことはできず、どれだけ頑張っても満足できないダイエット沼にハマってしまいます。

自分の心を自分で満たす

相手のことが好きで一緒にいたかったはずなのに、その人がいてくれないと立てなくなってしまっている。そんな状態は健全な恋愛ではありません。もがくほど深くハマっていく、沼みたいな恋愛です。

自分で自分の心を埋めることができない人が恋愛をすると、最初の燃えるような恋の時期が過ぎた頃に、「態度が変わった」と相手に求めすぎるようになったり、「なんで私の気持ちを考えてくれないの!?」と被害者目線の質問ばかり出てくるようになってしまいます。

最初の頃はそんなつもりじゃなかったけど、いつの間にか、心に穴が開くのが怖くて相手に依存しているだけかもしれません。「私の心を埋めて」と相手に頼り切りになっていませんか?そうやって相手に求めすぎて知らぬ間に重たくなってしまう人は、理想の相手を見つけたり、ダイエットで誰かを振り向かせようとする前に、まずは「ゆるぎない自分」を見つけるべきです。

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パーソナルトレーナー|自身の失敗経験を元に個人差や体質を重視した『mikiko式フィットネス論』を提唱|身体と人生観が変わるフィットネス哲学で、一生ブレないための視野と学びを発信しています|流行を根拠と本質で斬る人| 筑波大学健康増進学修士|NZベストトレーナー入賞



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