【野菜とタンパク質をチャージ】栄養士が考案!栄養素がぎゅっと詰まった大豆と枝豆の「フムス」
中東料理であり、最近は健康志向からレストランなどでもメニューに取り入れられてきたフムス。通常はひよこ豆を使って作られますが、手に入れやすい材料である大豆と枝豆を使ってヘルシーに仕上げました。この秋冬は、冷たいサラダの代わりにフムスを野菜にディップして栄養素を取り入れませんか?
フムスとは?
フムスとは、中東料理の一種でひよこ豆をオリーブオイルなどと合わせて、ペースト状にした食べ物です。クラッカーやパンなどのトッピングや、野菜のディップソースとしても親しまれています。
ひよこ豆がベースなので、タンパク質だけでなく程よい炭水化物やビタミン・ミネラル、食物繊維などを補給できます。海外では、お料理としてはもちろん、ヘルシーなスナックとしても取り入れられているんだとか。
秋冬になると、冷たいサラダはお腹を冷やしてしまう...という方も多いはず。
そんな方でも手軽に野菜や食物繊維豊富な料理を取り入れられ、かつ自宅でも作りやすいヘルシーなフムスレシピをご紹介します。今回は、どこでも購入できる材料である、大豆と枝豆を使ったフムスに仕上げました。
大豆と枝豆のフムス
材料
●大豆の水煮 150g
●枝豆 50g
●ねりごま 大さじ2
●オリーブオイル 大さじ1
●塩 2g
●胡椒 適量
●豆乳ヨーグルト 70g
作り方
①大豆はよく洗う。枝豆は房から取り出しておく。
②フードプロセッサーに全てを入れ、なめらかになるまでしっかり混ぜる。
③お皿にうつし、上からオリーブオイル、パプリカパウダー、胡椒をかける。
④野菜やお米と合わせて完成!
大豆と枝豆で和風に
一般的にフムスはひよこ豆で作られます。しかしながら、ひよこ豆はなかなかスーパーで手に入れにくいというところもあるのではないでしょうか。(最近では、缶詰やパウチタイプのものも"ガルバンゾー"という名前で販売されています)
そんな時にフムスの材料として使用できるのが、日本人にも馴染み深い大豆です。大豆はタンパク質・食物繊維が豊富であることや、日本の食文化にも浸透していること、スーパー等でも手に入れやすいので、おうちでフムスを作る際におすすめです。
また、材料であるねりごまとも相性がよく、いろんな野菜や料理のトッピングにもおすすめです。枝豆もまた、冷凍などで年中季節関係なく手に入れられるので、作りやすいレシピなのではないでしょうか。
ご飯のトッピングにすれば、タンパク質と食物繊維のチャージになります。大豆と枝豆の風味で、ご飯のおかずにもぴったりになりました。
お野菜をディップすれば、普段の生活でも不足しやすい野菜を補うこともできます。
お野菜が足りてない...と感じている方はもちろん、普段からお野菜をたっぷり食べている方も、ぜひフムスで美味しくヘルシーに栄養素をチャージしませんか?
AUTHOR
河原あい
フリーランスライター。福岡出身。管理栄養士免許取得後、環境系大学院博士課程にて乳酸菌の研究中。プラントベース・ヴィーガンな栄養学、インナーケアに関する記事の執筆と、腸内環境を整えることの大切さをSNSにて発信している。
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