【管理栄養士の常備食】食物繊維をチャージして腸ケア!手軽にできる「アップルシナモングラノーラ」

 【管理栄養士の常備食】食物繊維をチャージして腸ケア!手軽にできる「アップルシナモングラノーラ」
Photo by kwhr ai
河原あい
河原あい
2022-10-15

秋が旬のリンゴを使った、手軽にできるグラノーラのレシピです。

広告

長袖が手放せなくなる今日この頃、食欲の秋、運動の秋、読書の秋など、趣味に心酔する良い季節がきましたね。夏バテで食欲が出なかったという人も、ぜひ料理や食事を楽しみましょう。

秋が旬の果物というと、りんごや梨、柿などがあります。中でも、りんごは手に取りやすく、アレンジ料理もしやすい果物。何より旬になればその栄養素はぎゅっと詰まったものになります。また、りんごは腸内環境を整える上で嬉しい栄養素をたくさん含んでいるので、秋の腸ケアにぴったり。そこで、秋に作りたい、アップルシナモングラノーラのレシピをご紹介します。

 

りんごが秋の腸ケアにぴったりな理由

apple
Photo by kwhr ai

食物繊維(ペクチン)が腸にアプローチ

果物や野菜に含まれる「ペクチン」は、ジャム作りなどに欠かせない成分です。このペクチンは、腸内細菌のエサとなり短鎖脂肪酸の生産を促します。つまり、腸内細菌がりんごに含まれるペクチンを食べることで、健康効果のあるものをお腹の中で作ってくれるということ。便秘解消や免疫力向上を助けてくれる、嬉しい成分です。

 

満足感で食べ過ぎを予防

りんごは水分を多く含むことや程よい硬さでよく噛んで食べる必要があるため、食べ過ぎを予防してくれます。一個食べても150kcalもいかない程度であるため、おやつを食べたくなった時にクッキーやアイスに手を伸ばすよりもヘルシーでおすすめです。

 

りんごポリフェノールが免疫力を上げる

りんごの皮に含まれる、りんごポリフェノール(apple polyphenol)には、腸のバリア機能を改善し、免疫機能を高める効果があることがわかっています*。風邪や感染症に負けない、ヘルシーな体づくりには欠かせないようですね。

 

秋に作りたい*アップルシナモングラノーラ

granola
Photo by kwhr ai

材料

●リンゴ 1/4
●オートミール 80g
●シナモン 1〜2g
●大豆粉 10g
●ミックスナッツ 40g
●メープルシロップ 20g
●ココナッツオイル 20g
●バニラエッセンス 数滴

 

作り方

①オーブンを180度に予熱しておく。

apple
Photo by kwhr ai

②りんごを細かく切り、材料を全て混ぜる。(ココナッツオイルは秋〜冬の場合固まっている場合があるので、湯煎や電子レンジで溶かして混ぜる)

glanora
Photo by kwhr ai
apple
Photo by kwhr ai

③クッキングシートの上に薄く広げ、オーブンにて180度で焼いていく。このとき、5分ごとに取り出して混ぜる(糖分のおかげで焦げやすいため)。大体10〜15分程度焼く。

granola
Photo by kwhr ai

④こんがりきつね色になったら出来上がり。冷まして保存容器に移して、朝食・間食に食べましょう!

apple
Photo by kwhr ai
coconut oil
Photo by kwhr ai

今回は油にココナッツオイルを使いました。ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が含まれ、すぐにエネルギーとして利用しやすい特徴があります。また、風味もほんのり甘く、グラノーラや焼き菓子にぴったりな油です。

apple
Photo by kwhr ai

シナモンには体を温める作用もあり、りんごとの相性も良いので、秋の朝食にぴったりなグラノーラに仕上がりました。ぜひこれからの季節の常備食として作ってみてはいかがでしょうか。

広告

AUTHOR

河原あい

河原あい

フリーランスライター。福岡出身。管理栄養士免許取得後、環境系大学院博士課程にて乳酸菌の研究中。プラントベース・ヴィーガンな栄養学、インナーケアに関する記事の執筆と、腸内環境を整えることの大切さをSNSにて発信している。



Galleryこの記事の画像/動画一覧

apple
granola
apple
glanora
apple
granola
apple
coconut oil
apple