シミやシワが気になる人がノーファンデになる方法は?ノーファンデ美容専門家に聞く【後編】
忙しい人でもできる老け顔防止方法
—— 「ながら」でできる顔ジムテクニックはありますか?
yukariさん: わたしは、ちょっと手が空いた時によく鎖骨を触るようにしていますね。鎖骨に老廃物が溜まっている状態で顔を触ると顔の中で老廃物がぐるぐる回ってしまうのでむくんでしまい良くないんです。鎖骨を触るくらいなら覚えることも少ないですし、セルフでやる分に難しくないと思います。これだけでも、肌のトーンが上がったり、肩こりなどがある方は肩周りがスッキリしますよ。
サロンでお客様と顔ジムトレーニングをする時は、まず最初に10分くらい鎖骨を触ります。
—— 10分も!どれくらいの強さでやるのが理想ですか?
yukariさん: 最初は、鎖骨に指が入らない方は少しずつやっていくのがいいですが、指が入る方は強めにグイっと押して結構強めで大丈夫です。鎖骨の上と下の骨に老廃物がこびりついているので、それを時間をかけて流すようにしていって下さい。
—— ローションなどは塗ったほうがいいですか?
yukariさん: そうですね。素手のままだと滑りも悪いので、ローションもしくは何かお持ちのものを塗って触ったあげた方がいいですね。
—— マスク生活で老け顔にならないために気をつけることはありますか?
yukariさん: マスクで肌荒れする方がすごく多いんですよね。不織布マスクはウイルスを通しづらいので良いとされていますが、実は肌が一番荒れるんですよね…化学繊維が入っていますし、摩擦もおきて乾燥してしまうので。できれば、シルクなどの良い素材のマスクを不織布マスクの下につけると良いと思います。あとは、マスクの下だけでもノーファンデにしてあげて、保湿できるものを持ち歩いてこまめに保湿してあげると、肌荒れは防げるのではないでしょうか。
ライター取材後記
今年36歳を迎えたわたしも、35歳を過ぎたあたりから全身の水分量は少なくなり20代の頃のようにハリやみずみずしさが乏しくなったと感じます。今まで、肌の負担になる余計なものを塗って必要なものをお肌に与えられていなかったのかもしれないということに大反省。これからは、保湿と表情筋を鍛えながら、自信のある肌感を出していこうと固く決心しました。
お話を伺ったのは…yukari さん
35歳から肌改善にチャレンジし、37歳の現在はノーファンデ生活を送っている4児の母。インスタグラムでは、ノーファンデ生活のためのスキンケアや運動、食生活について発信する他、Bi-face化粧品の代理販売、顔ジムサロンの運営など精力的に幅広く活動。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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