ノーファンデ肌に自信を持つためにやるべきこととは?ノーファンデ美容専門家に聞く【前篇】
ヨガの練習をする時、ファンデーションは塗っていますか?運動時のメイクは肌トラブルを招く恐れもあると言われています。分かってはいるけれどマスク生活のおかげで肌は荒れてしまい、「できればノーファンデがいいけれど他人からの視線が気になる」「ノーファンデ肌に自信がない…」なんて方も少なくないかもしれません。今回は、35歳から肌改善して褒められ肌になったノーファンデ美容専門家のyukariさん(37歳)にノーファンデ肌に自信を持つためにやるべきこととノーファンデ生活の魅力をお話していただきました。
ノーファンデ生活とは?
—— 「ノーファンデ生活」について教えてください。
yukariさん: 私の考える「ノーファンデ生活」は、ファンデーション、日焼け止めは塗らないで過ごすことです。
—— 日焼け止めも塗らないんですか?
yukariさん: 基本的には塗りませんが、海に行く日や子どもの運動会など、紫外線が気になる場所に長時間いる場合は塗ります。そういった特別な時を覗いては、夏であっても日常的に日焼け止めを塗ることはないです。乾燥すると焼けやすい肌になるので、日焼け止めを塗らない代わりに日中も保湿をする習慣を取り入れています。皆さん、びっくりされるんですけれど。
—— 紫外線対策はどんなことをされているんですか?
yukariさん: 飲む日焼け止めを飲むことと、帽子や日傘を利用しています。あとは、とにかく乾燥しないように保湿をすることです。
—— yukariさんが2年前にノーファンデ生活をはじめようと思ったきっかけを教えて下さい。
yukariさん: 35歳を超えた頃から、シミやシワが気になりはじめました。わたしの知り合いの方で、とても肌がキレイな方がいたので「何のファンデーションを塗っているの?」と尋ねたところ、「ノーファンデだ」と言われたんです。そんなはずはないと疑うほどの肌の持ち主で…確かに近くに寄って見るとシミはあるんですが、ツヤが本当にすごいので、レフ板効果でシミが目立たなくなっているんです。わたしもそんな風になれたらいいなという憧れからノーファンデ生活を試してみようと思ったのが最初のきっかけです。
—— 今まで塗っていたファンデーションをいきなり塗らなくなるのには勇気がいりませんでしたか?
yukariさん: 勇気は…いりましたね。けれど、最初から全部をなくしたわけではなかったんです。ノーファンデ生活をはじめる前は、下地→コンシーラー→BBクリーム→粉のファンデーションを塗っていて、更に日焼け止めもたくさん塗っていたんです。
それを最初の内は1つずつなくしていきました。下地を1回やめて、BBクリームもやめて、日焼け止めとコンシーラーと粉ファンデだけにしてみたり、少しずつやめていった感じです。夏場は日焼け止めをやめるのは怖かったので、肌を改善しながら日焼け止めを塗って冬になったら抜いてみました。
過ごしてみたら「意外にイケる」と思いました(笑)
—— 周りからの視線は気になりませんでしたか?
yukariさん: 気になったんですけど…自分が思っている以上に周りは気づかないんだなということに気づいてからは、周りのことは考えなくなりましたね。世の中の人って自分を中心に考える方は多いと思うんですが、自分がすごく気になっている部分は、他人にはさほど気にされてなくて、気にしてるのは自分だけなんですよね(笑)
—— 自分が「見られてる」と思い込んでいる方は多いですよね。私もです(笑)
yukariさん: 「ノーファンデなんだ」と言っても、「えっ!そうだったの?」と言われることが多かったんです。少しずつ塗るものを減らしていった時と、何も塗らない時の反応って、全く同じでした。もしかしたら、全部一気に塗らなくなっていたとしたら気づかれたかもしれませんが、段々減らしていったこともポイントだったかもしれません。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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