ノーファンデ肌に自信を持つためにやるべきこととは?ノーファンデ美容専門家に聞く【前篇】
ノーファンデ生活を可能にするための肌改善ジャーニー
—— 全く塗らなくなるまでにどれくらいの期間がかかりましたか?
yukariさん: 半年以上かかりました。ノーファンデ生活を送るために肌改善を行っていたんですが、まずわたしが最初に行ったのがスキンケアです。多くのスキンケアには化学成分が使用されているんですが、化学成分が入ることでバリア機能を一度こじ開けてスキンケアの成分を入れます。わたしが使用しているBi-face化粧品というスキンケアは、化学成分が入っておらず、天然の成分だけを使っているものなので、本当に少し力を貸す程度のもので、効果を感じるまでに時間がかかるんです。
—— 時間をかけて肌を改善していったんですね。どのようにスキンケアをしていったのかもう少し詳しく教えていただけますか?
yukariさん: Bi-face化粧品のローションを使って古い角質をふやかして除去していくということを1日数回していました。このスキンケアルーティンをはじめた頃は、すごく肌が乾燥していたんです。それまでオイルや乳液など油の成分の入ったスキンケアに頼っていたのでそれをやめて肌がツッパるようになったんですが…そういった外的な油を抜いて自分の皮脂を出せる状態に時間をかけてしていくために、ひたすら保湿もしていました。
—— ノーファンデになるまでの半年間で、何か苦労したことはありますか?
yukariさん: 体調を整える習慣を身につけるのに苦労しました。はじめの内は赤みが出てしまったんですが、今考えるとそれは体調がとても悪い時期に出た症状だったなと思います。それから、健康と肌の状態って直結しているなということに気づいて、肌を改善するならスキンケアだけではなく、体の中から巡りを良くしていかないとダメだということに気づき体調を整えるよう努力しました。
—— 巡りを良くするためどんなことをしましたか?
yukariさん: 肌のターンオーバーを助けるのに有酸素運動が良いと言われているので、毎朝2キロのウォーキングをはじめました。
—— ウォーキングを選んだのはどうしてですか?
yukariさん: 有酸素運動にはウォーキングの他にジョギングや水泳などがありますが、私は子どもが4人いて毎日運動するなら朝の短い時間でもできるものがいいと思ったのでウォーキングを選びました。ウォーキングに加えて、毎日5分でできる筋トレなどもしています。
—— 自分が続けられるものを選んだということですね。今は体調を整えることに苦を感じることはなくなりましたか?
yukariさん: 全然苦ではないです。「それをしないと1日がはじまらない」と感じています。
—— 運動以外に肌改善のために気を使っていることはありますか?
yukariさん: 食事には気を使っています。けれど、3食全部を変えるのは難しいし続かないと思ったので、1食だけ変えることから始めました。食事は、わたしだけでなく家族の健康にもつながりました。子どもの便通がよくなるなど。あとは、おやつもやめました。
—— おやつも?!
yukariさん: もともと甘いものは好きだったんですが体を糖化させるとさびてしまうので、甘いものがどうしても食べたい時には、アーモンドをキビ砂糖や三温糖でローストしたものを食べています。
—— 「肌をキレイにしたい!」と思い習慣化しようとしても3日坊主で終わってしまう方も多いと思うのですが、習慣化するコツはありますか?
yukariさん: わたしの場合は、SNSでノーファンデ生活についての肌改善や体調管理などを発信しているんですが、それは自分が続けるためでもあるんです。そこで毎日発信することで、ログを取っているというような感じですね。
—— 記録を公開しているんですね!
yukariさん: そうですね。変化も見えやすくなると思います。なので、誰かに宣言できてそれを毎日言える場所があれば続けられるのではないかなと思います。
AUTHOR
桑子麻衣子
1986年横浜生まれの物書き。2013年よりシンガポール在住。日本、シンガポールで教育業界営業職、人材紹介コンサルタント、ヨガインストラクター、アーユルヴェーダアドバイザーをする傍、自主運営でwebマガジンを立ち上げたのち物書きとして独立。趣味は、森林浴。
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