マスク生活による浅い呼吸・ストレス緩和に【呼吸が深まる癒しのストレッチ】
1日平均2万回行われる『呼吸』。寝ている間など無意識の状況でも休みなく呼吸は続きます。そんな呼吸と心身の関係性はとても深く、リラックスした呼吸は健康状態に大きく貢献してくれます。今回はリラックスした呼吸を行うための簡単ストレッチをご紹介します。
どんな時に呼吸は浅くなるの?
ストレスを感じていたり、緊張している時、何かに集中している時などに浅くなりがちな呼吸。そればかりではなく、長時間マスクを着用していることによってさらに呼吸は浅くなりやすい状態に…。呼吸が浅い状態が続くと、交感神経ばかりが働くようになり身体には様々な不調が現れるようになります。
呼吸が浅くなることによって起こる不調
肩だけで行うような浅い呼吸は肺の一部にしか酸素が届かず、血中の酸素が不足します。脳や内臓の機能が低下し、さまざまな不調を引き起こします。身体のだるさや肩こり、頭痛、免疫力の低下、集中力の低下など。身体への影響だけでなく、不安を感じやすくなったり、イライラしやすくなったり。メンタル面へも大きく影響します。
リラックスした呼吸を行うには?
正しい姿勢を保つことや、身体の歪みを整えること、こわばった筋肉をほぐしてあげることも効果的です。今回ご紹介するストレッチは、呼吸に深く関係する背中や胸まわりの強張りを緩めてあげたり肩こりを緩和したり、背骨の歪みを整えるのに効果的です。心地の良い呼吸と一緒にリラックスして行ってみましょう!
呼吸深まる癒しのストレッチ
①四つ這いの姿勢をつくる
②右脚を真横へ伸ばし、息を吸いながら右手を上にあげる
③息を吐きながら肩甲骨を寄せ、肩を開く
④息を吸うタイミングで右腕を身体の前にぐるっと回し、吐くタイミングでもう一度肩甲骨を寄せて肩を開く
※数回呼吸と一緒に腕を大きく回す
⑤数回腕を回したら右手を肩の真下に下ろし、左腕を右脇の下へくぐらせて肩とこめかみを床へ下ろす
⑥右手が顔の目の前にくるように置き、手で床を押しながらツイストを深める
【ポイント】伸ばしている左腕の肩甲骨の内側が剥がれるような伸びや、左の背中が伸びる感覚を感じてみましょう。
⑦数回呼吸し終えたら、右手でマットを押しながら上体を起こしチャイルドポーズでおやすみ
⑧反対側も同様に行う
いかがでしたか?
少し肩周りや背中が緩んだ感覚を感じられるかと思います。寝る前に行って頂くと心身ともにリラックスできるのでおすすめです。ぜひ心地良い呼吸とともに、ゆったり行ってみてくださいね。
動画で動きを確認したい方はこちら
AUTHOR
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
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