【気分が沈むと姿勢が崩れる】ストレスに負けない!胸を開き体幹も強化する3ポーズ

 【気分が沈むと姿勢が崩れる】ストレスに負けない!胸を開き体幹も強化する3ポーズ
Adobe Stock

日々の生活で感じるストレスで気分が沈みっぱなしになっていませんか?力強さを感じられるヨガポーズでストレスに負けない心と体づくりをしてみましょう!

広告

ネガティブな気分と姿勢の崩れ

気分が沈むと自然とうつむいて背中が丸まって姿勢が崩れ、ポジティブな気分の時は自然と目線もあがっているのを経験したことはありませんか?姿勢が崩れると肩こりや腰痛といった体の不調につながることもあり、それがまた気分が沈む原因にもなるため、気分と姿勢はお互い関係しあっていると言えるでしょう。胸を開いて力強さを感じるヨガポーズをすることで気分が前向きになり、ストレスに簡単に負けない心と体をつくる効果も期待できます。

憂うつ
  Photo by Anthony Tran on Unsplash

力強さを感じる3つのヨガポーズ

力強く立って大きく体を動かし、かつ体幹強化の効果も期待できる3つのヨガポーズです。全て立ち位置が同じなので続けて行ってみましょう。

戦士のポーズ2

両手両足を開いて全身を使います。上半身をまっすぐに保ち、両腕を左右にしっかりと伸ばして胸を大きく開いていきましょう。目線を一点に定めて集中力も高めていきます。

戦士のポーズ2
Photo by Yoga Journal US

やり方:
1. 両足を大きく開いて右のつま先を90度横に、左のつま先をやや内側に向ける。
2. 息を吐きながら右膝を曲げて足首の上か手前に。両腕を肩の高さで横に伸ばす(手のひらは下に向ける)。
3. 目線を右の指先へ向け、尾骨から頭頂まで背骨をまっすぐに整えてポーズをホールド。
4. 終わったら腕をおろして右脚を伸ばし、つま先の向きを変えて反対の向きで同様に行う。

体の脇を伸ばすポーズ

上半身を斜めに倒すので脚力をさらに強化しながらこり固まりやすい体の側面をしっかりと伸ばすことができます。かかとから伸ばした指先までの斜めのきれいな一直線をイメージしながらポーズをとるとより伸びを感じられて効果的です。

体の脇を伸ばすポーズ
Photo by Yoga Journal US

やり方:
1. 右膝を曲げた戦士のポーズ2に戻り、息を吐きながら上半身を横に倒して右の前腕を太ももに乗せ、左腕を斜め上に伸ばす。
2. 左足の外側でもしっかりと床を踏んで手の指先までしっかりと体の側面を伸ばし、呼吸を続けてポーズをホールド。
3. 終わったら息を吸いながらゆっくりと起き上がり、反対側も同様に行う。

リバースウォーリア

戦士のポーズ2から上半身をしなやかに反らせていくポーズです。肋間筋(肋骨の間にある筋肉)がストレッチされて呼吸を更に深めることができます。

リバースウォーリアー
Photo by Yoga Journal US

やり方:
1. 右膝を曲げた戦士のポーズ2に戻り、息を吸いながら右腕を頭上に伸ばして目線を指先に向けて上半身を反らせ、左腕をおろして手を左の太ももから膝のあたりに添える。右膝がつられて伸びないように曲げた状態をキープ。
2. 目線を斜め上か上げた指先の方に向けて呼吸を続けながらポーズをホールド。
3. 終わったら上半身を起こして反対側も同様に行う。

足の裏と床とのつながりを感じて土台をしっかりと作り、上半身の開放感を味わいながらポーズをとってみてください。

広告

AUTHOR

吉田加代子さん

吉田加代子

オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。



RELATED関連記事

Galleryこの記事の画像/動画一覧

憂うつ
戦士のポーズ2
体の脇を伸ばすポーズ
リバースウォーリアー