【ガチガチ肩こりがスッと楽になる】隙間時間にできてスッキリ気持ち良い「脇の下ほぐし」
だんだんと暖かい日も増えて、冬でガチガチになった肩こりが和らぐと思いきや、肩こりが楽にならないと言う方はストレスや自律神経の乱れが原因かもしれません。ストレスを和らげて春の肩こりを改善する、隙間時間にスッキリ気持ち良い脇の下ほぐしをご紹介します。
自律神経の乱れと気候の変化が原因
春の肩こりの原因の一つが、自律神経の乱れと気候の変化によるものが考えられます。自律神経とは、活動時やストレス時に働く交感神経と、リラックスや休息時に働く副交感神経、この二つの神経がバランスを取ることで体を一定の状態に保つことができます。しかし、自律神経のバランスが崩れ交感神経が優位に働くことで、筋肉が緊張を引き起こし肩こりに繋がるのです。
春先は気候の変化が目まぐるしいですよね。心躍るような暖かい気候の日もあれば、冬に逆戻りしたかのような肌寒い日もあり身体がついていくのが難しく、自律神経の乱れが起きやすい為、春は肩こりを感じやすいのです。
環境の変化による原因
春は別れや出会いの季節、引っ越しがあったり、卒業・入学、部署移動など‥環境も大きく変化する季節ですよね。人は慣れ浸しんだ環境から新しい環境に変わることで、心新たにワクワクする気持ちもありながらも、知らず知らずに緊張をしやすく、交感神経(心身を活動的にする)が優位になりやすいために、疲れや不安などのストレス性の要因から身体が緊張し、肩こりを引き起こします。
肩こりを和らげるには、脇の下をほぐそう
脇の下も肩こりに影響のある部位なのです。肩こりを改善するには、肩の筋肉が緩むように周辺の筋肉をほぐすことが大切です。全身の筋肉は繋がっていて、連動しながら支え合っているからです。特に脇の下にはリンパや血液も集中している部分なので、脇の下の筋肉をほぐすことで肩周辺の血行やリンパの流れも良くなり、肩こりの解消に効果的です。
また、脇の下をほぐすことで肩甲骨周りの筋肉も緩み、寝ている間に寝返りも打ちやすくなる為、快適な睡眠にも効果が期待できますよ。
隙間時間にできる脇の下ほぐし
〈やり方〉
①親指で脇の下を押さえて、4本指は肩甲骨へ
②指で、脇の下と肩甲骨周辺をほぐすようにマッサージします
③指で触れる範囲で、肋骨と肋骨の間を軽くマッサージします
Instagram:yuki.nakamura.yoga
AUTHOR
中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。 Lani yoga主宰
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