【肩こり解消】指先がポイント!ほんの少し変えるだけで効果倍増?!効かせる肩の回し方とは
肩こり解消法の一つ、肩や肩甲骨を動かして血流を良くする肩回し。指先を肩に乗せてぐるぐる回す簡単なストレッチですが、実はちょっとしたコツがあります。より効果的な肩の回し方とは?ぜひチェックしてみて!
肩を回す時に意識すべき部分とは?
肩まわりの筋肉が強ばり、血流が悪くなることで起きる肩こり。運動不足の人、デスクワークの人に出やすい症状ですよね。パソコンやスマホなどを使う時間が長い人は、肩が内巻きになり背中が丸くなったまま固まりやすくなります。その時、体の前面は、胸や鎖骨まわりの筋肉が固まり、リンパ節が圧迫されやすい状態です。また、背面は、肩甲骨が外に開いたまま固まり胸の方へ引っ張られた状態に…。肩こりをほぐす時にも、ただぐるぐる回すのではなく、固まった鎖骨や胸、脇、肩甲骨、背中など広い部分を意識して緩めることが大切です。
肩こり解消効果を高めるマッサージ&肩回し
準備運動や、ヨガポーズにプラスして行うことも多い肩回し。手軽にできるストレッチとして、デスクワークの合間に取り入れている人も多いはず。でも、何となくやっていたらもったいない!どうせやるならしっかり効かせるやり方で行いましょう。ほんの少し意識するだけで効果は大きく変わりますよ。まず、鎖骨や胸のまわりをしっかりほぐしてから、肩甲骨を意識した肩回しへ移りましょう!
鎖骨・胸(小胸筋)をほぐすマッサージのやり方
1.姿勢を整えて座る。(または立つ。)
2.右手を左鎖骨の下に添える。指先で小さな円を描くようにして、中心から外に向けて優しくマッサージする。
2.同様に、指先で胸の筋肉(小胸筋)をマッサージする。
3.手を入れ替えて反対側も同様に行う。
小胸筋は、下の図のように、肋骨と肩甲骨をつないでいる筋肉です。斜めに伸びているので、少しずつ指先をスライドさせながらまんべんなくほぐします。脇の辺りまで丁寧にマッサージしましょう。
肩甲骨を大きく動かす肩回しのやり方
1.姿勢を整えて座る。(または、立つ。)
2.両肩に小指・薬指を乗せる。
3.指先が肩から離れないように気をつけながら、肘で大きな円を描くようにして肩を後ろに回す。(10回)
4.同様に、肩を前に回す(10回)
小指・薬指が浮かないように肩を回すことがポイント。小指側を固定する事で、肩甲骨をより大きく動かすことができます。少ない回数でもしっかり効いてきますよ!
気づいた時にはすぐ実行!
いかがでしたか?ちょっとしたことを意識するだけで体は変わります。肩を回す動き1つとっても、やり方しだいで効きかたが変わります。どちらかだけでももちろんOKですが、効果を高めるためにはマッサージと肩回しをセットでやるのがおすすめです。1日何度でも、肩こりが気になったらとにかくやってみて!ポイントをおさえて行う肩回しで、少しでも肩こりが楽になるといいですね。
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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