【ポイント2つ!】繰り返す首こり・ストレートネックを改善するなら必ずほぐすべきポイントとは?
デスクワークやスマートフォン利用により、ストレートネックやスマホ首で悩む方が増え、身近な悩みとなりました。スマートフォンを見ることは現代人にとって習慣的な動作なため、なかなか治しにくいのも悩ましい点です。今回の、日常生活の合間に自分でできるケア方法でストレートネックを改善していきましょう。
ストレートネックとは?
ストレートネック、もしくはスマホ首とはどういう状態なのでしょう?
本来、私たちの頸椎はアーチを形成するように緩やかに前弯しています。このことにより、重い頭を支えやすくしています。しかし、ストレートネックになると頚椎のアーチが失われ始め、頸椎が真っ直ぐに近づき、頭が前に出てしまいます。このことにより、首こりや肩こり、頭痛、自律神経のバランスの乱れなど様々な心身の不調を引き起こしてしまうのです。
ストレートネックのチェック方法
スマートフォンを使ったりデスクワークを行う方はとても多いので、もしかして自分もストレートネックなのでは?と不安になるかもしれません。簡単なチェック方法でセルフチェックしてみましょう。
1. 壁際に自然に立ちます。
2. 壁に踵とお尻をつけ、肩甲骨もつけましょう。
この時に、意識してつけようとしないと頭が壁から離れてしまう場合、もしくは頭がしっかり壁から離れている場合はストレートネックになっている可能性が高いです。
ストレートネックの原因とは?
それでは、どうしてストレートネックになってしまうのでしょう?代表的な原因を挙げますので、以下に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
・デスクワークやスマートフォンを見る時間が長い
・猫背気味(骨盤が後傾している)
・高さが合わない枕を使っている
・視力が低下してきて、ついディスプレイに顔を近づけて見てしまう
いかがでしたでしょうか?当てはまるものがあった場合、さっそくケアしていきましょう。
ストレートネック改善のためにほぐすべき部位とは?
ストレートネックの人は、胸鎖乳突筋という筋肉が緊張状態にあります。胸鎖乳突筋は、鎖骨から耳の後ろの側頭骨乳様突起にかけてついている筋肉です。
この緊張状態を改善するためには、まずは胸鎖乳突筋がついている鎖骨と耳の後ろをほぐすことが大切です。以下の方法でほぐしてみましょう。
1. 鎖骨の上部から指先を軽く食い込ませるようにし、指先で優しく押したり指先を左右に揺らします。
2. 耳の後ろの突起の際を指で押し、指先を揺らしながら優しく押しましょう。
ポイントは、痛みが出るほど強く押さないことです。いつでもどこでも行いやすいほぐしですので、気づいたらほぐしていきましょう。
動画を見ながら簡単ストレッチ!
ほぐしにプラスして、簡単なストレッチも合わせて行うことをお勧めします。以下の動画はすべて座ったまま道具も使わずにできますので、ぜひ動画と一緒にストレッチしてみましょう。
AUTHOR
磯沙緒里
ヨガインストラクター。幼少期よりバレエやマラソンに親しみ、体を使うことに関心を寄せる。学生時代にヨガに出合い、会社員生活のかたわら、国内外でさまざまなヨガを学び、本格的にその世界へと導かれてインストラクターに。現在は、スタイルに捉われずにヨガを楽しんでもらえるよう、様々なシチュエーチョンやオンラインでのレッスンも行う。雑誌やウェブなどのヨガコンテンツ監修のほか、大規模ヨガイベントプロデュースも手がける。
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