【50代女性に多い?】ぽっこりお腹が治らない原因は腸腰筋の硬さ?反り腰にも効果!股関節ストレッチ
痩せてはいるのに、お腹だけはぽっこりのまま…。特に50歳以降の女性に多くなる傾向があります。単に脂肪の蓄積ではなく、股関節にある腸腰筋が硬くなって反り腰になってしまったのが原因かもしれません。反り腰かどうかをチェックする方法と、改善のための股関節ストレッチについて紹介します。
腰が反っていたら要注意!下腹が凹まない理由
反り腰は極端に腰椎にカーブができ、過度に骨盤が前傾し、出っ尻になっている状態です。お腹のインナーマッスルである腹横筋が働かず、内臓を支えられなくなることで下腹部が突き出たぽっこりお腹になってしまいます。反り腰のチェック方法は壁にかかとやお尻、肩、頭をつけて立ち、腰の隙間にこぶしを入れてみます。もしもこの時こぶしがすっぽり入るようであれば反り腰の状態です。
反り腰は股関節が詰まりやすくなる?
反り腰は腰椎から大腿骨まで伸びる腸腰筋の硬さが原因です。さらに腸腰筋ともつながる大腿直筋も緊張し硬くなることで、骨盤を前に引っ張ってしまい過前傾を引き起こします。また、股関節の前面が詰まったような感覚を覚え、可動域が制限されてしまうこともあります。反り腰の人はこれらの固まった腸腰筋や大腿直筋をストレッチして緩めることで症状を改善していきましょう!
腸腰筋と大腿直筋の柔軟性がアップする!ストレッチヨガ
ランジのポーズ
鼠蹊部をストレッチして伸ばします。このポーズは腰の過度な反りを防げるため、反り腰の人にとって安全に行いやすいポーズです。
やり方
1.まずは四つ這いの姿勢を作り、肩の真下に手首、股関節の下に膝をつき、つま先は立てておく。
2.手と手の間に右足を踏み込む。膝の高さは90度。
3.左足は膝を伸ばし、つま先を立てる。
4.背骨は真っ直ぐを保ち、そのまま30秒ほどキープする。
(反対側も同様に)
仰向けの英雄のポーズ
太ももの前面の筋肉を伸ばすポーズです。硬くなった大腿直筋をしっかりストレッチすることができます。
やり方
1.長座の姿勢から、右足の膝を曲げてかかとをお尻につけ割り座の姿勢になる。
2.曲げているほうの膝を浮かさないようにしながら、ゆっくりと上半身を床に預けて仰向けの姿勢になる。もしも仰向けになるのがつらい場合は、体は起こしたまま無理なく伸び感が得られるところで30秒ほどキープする。
(反対側も同様に)
AUTHOR
君嶋瑠里
2017年、会社員の仕事で心身共に疲弊していた頃、インストラクターの友人の紹介がきっかけで知った綿本彰氏のスタジオを訪れ、師事する。パワーヨガ、ラージャヨガ、その他様々な瞑想法を学び、2018年、同氏の指導者養成講座を修了し、ヨガインストラクターに。日常に活かせるヨガをテーマに実践中。2018年、日本ヨーガ瞑想協会講師登録/2019年、全米ヨガアライアンスRYT200取得
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