【老廃物をごっそり流して血流促進】たった3ポーズで全身スッキリ「解毒リンパ流しヨガ」
顔や体がむくむ、なんとなく常にだるい……それらの症状は、リンパの流れが悪く水分や老廃物が溜まっているからかもしれません。3つのポーズで体をすっきりとさせましょう!
リンパの役割とは?
リンパとは、体の中に網の目のように張り巡らされた「リンパ菅」と、リンパ管の中継地点である「リンパ節」、その中を流れている「リンパ液」の総称です。血管の外にしみ出た水分がリンパ管に回収されるとリンパ液と呼ばれます。その水分を回収する際に老廃物や異物も回収しており、中継地点のリンパ節では体内に侵入した細菌・ウイルス等がないかをチェックし、免疫機能を発動して体を守る働きをしています。リンパはこのように、免疫機能と老廃物のろ過という大切な役割があります。
どうしてリンパを流すことが大切なの?
血液は心臓によるポンプ作用で流れますが、リンパには心臓のような強いポンプ作用がありません。そのため、体を動かすことによる筋肉のポンプ作用で流れをよくすることが大切になります。運動不足や座りっぱなし等で十分にポンプの役割ができていないと、体内に余分な水分や老廃物が溜まり、冷えやむくみ・疲れといった不調へと繋がる可能性があります。
ヨガポーズでリンパの滞りを解消、全身スッキリ!
免疫力が高く疲れを溜めない体作りのためにも、体を動かすことによる筋ポンプ作用と、積極的な大きな呼吸によるポンプ作用も意識してリンパの流れを良くしましょう!1ポーズ30秒を目安に、無理のない範囲で体を動かします。
やり方とポイント
①楽な座り方で座り、両手を頭の後ろで組みます。息を吸いながら両肘を外側へ開き胸を広げ、息を吐きながら肘同士を近づけて上半身を丸めます。5回ほど行います。
②右手の指先を右肩に乗せ、左手は左の床に添えます。肩回しを3回ほど行ったら右腕を耳の横に伸ばし、上半身を左側に倒して右の体側から脇の下にかけて伸ばします。反対側も同様に行います。
③四つん這いから右足裏を両手の間に着き、左脚の鼠径部が心地よく伸びる範囲まで左脚を後ろへ引きます。両手を右ももの上に置き上半身を起こし、安定したら両手の指先をからめて手を挙げて伸ばします。反対脚も同様に行います。
じっくり取り組みたい方は動画でチェック
AUTHOR
小野田貴代
ヨガインストラクター・ベビーマッサージセラピスト。学生時代にヨガに出会い、ヨガインストラクター養成講師を経て現在はオンラインを中心に活動。誰もが取り組みやすい、日常に活かすヨガを幅広く伝えている。CM等のメディア監修や健康コラム執筆、 FMラジオパーソナリティとしても活動。初心者から自分のペースで楽しめる「たかヨガ」もYouTubeで配信中。
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