【寝る前3分】ぐっすり眠りたい人は絶対行うべき!深く眠れる「寝たまま簡単ヨガポーズ」
寝つきが悪い…眠りが浅い…など、睡眠に関する悩みは様々かもしれませんが、「ぐっすり眠りたい!」そう願うすべての人におすすめしたいヨガポーズがあります。寝る前たった3分。簡単にできるので今夜から早速やってみませんか?
睡眠・自律神経・呼吸の関係
睡眠に関する悩みや不調の原因は、主に自律神経にあると言われています。自律神経は、呼吸、血液、体温、内臓の動き、免疫機能などを正常に保つ需要な役割を担っており、自律神経が整えば、体内環境も整い、健康的な状態が維持されます。しかし、現代のようなストレス過多の社会ではバランスを乱す要素がたくさん…。自力ではコントロールできない事がほとんどですが、そんな中でも、唯一、誰でも簡単にコントロールできるのが「呼吸」です。呼吸を深めることで乱れた自律神経のバランスが整いやすくなります。自然にリラックスできて、ぐっすり眠れるように…。
呼吸を簡単に深める方法とは?
呼吸を深める一番簡単な方法は、ただ、息をゆっくり吸ってゆっくり吐き出す「深呼吸」です。短い時間でもいいので、深呼吸をする癖を身に着けておくといいでしょう。でも、中には、元々の呼吸が浅く、短時間で深めようとすることがかえってストレスになってしまうことも…。そんな時には、無理をせずに、もっと快適にできることを探しましょう。
心肺機能を活性化!寝たままできる「バナナのポーズ」
ストレスなく呼吸を深めるには、呼吸と共に心身のバランスを整えるヨガのメソッドをとりいれるといいでしょう。今回は、寝たままできる「バナナのポーズ」を紹介します!このポーズでは、普段あまり意識が向きにくい体側にアプローチ。ストレッチしながら横隔膜や肺など、呼吸に関わる筋肉や臓器をしっかり使います。ベッドの上ででできるのでそのまま寝落ちもOKですよ!
やり方
1.仰向けで寝る。
2.手足を広げて大の字になる。
3.右手を左手の隣へ。左手で右手首を持ち、軽く引っ張りながら上半身の左側を伸ばす。
4.右足を左足の隣へ。左足を右足首にからめるように乗せ、同様に左側を伸ばす。
5.呼吸をゆっくり繰り返し、1分~1分半キープ。
6.手足を入れ替えて右側も行う。
上半身のポイント
肘は緩めてもOK!肩が内側に入って肩が浮かないように、手の位置を調節します。脇や胸を開き、体側を広げて体の内側にスペースを作りましょう。お腹を緩め、肋骨の間を広げるように、肺を上下左右に大きく広げて呼吸を深めて!手首の代わりに二の腕をキャッチするとポーズも呼吸も更に深まりますよ!
下半身のポイント
足首は絡めずにそのまま近づけるだけでもOK!体が傾き、片方のお尻だけ浮いてしまわないように、足の位置を調節します。肋骨から骨盤の距離を遠ざけるようにして脇腹から腰の横側を広げましょう。全身でバナナの形を作るイメージで!
ゆっくり深い呼吸をしよう!
いかがでしたか?たった3分だけでも効果は抜群!体の角度を調節すれば、自分に合うバナナのポーズが無理なく楽しめます。肺の機能が高まり、深い呼吸ができるようになることで、体を休める準備が整います。睡眠の悩みも徐々に改善に向かうことでしょう。自律神経のバランスが乱れににくくなり、その他の不調がある人にもきっと嬉しい変化が見られるようになるはずですよ!
AUTHOR
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。
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