【足がダルくて眠れない夜に】デスクワークが長めの方にオススメ「夜の足すっきりストレッチ」
ベッドに入って、「さあ寝よう」と思ったものの…。足が重苦しかったり、倦怠感が強かったりしてなかなか寝つけないことってありませんか? テレワークの普及によって、連日長時間にわたるデスクワークをしているという方は、“足のむくみ”が良い睡眠の妨げになっているかもしれません。
職場に出勤することなく、連日自宅でテレワーク。
これまでのように、電車やバスに乗るために駅・バス停まで歩いたり、自転車に乗ったりすることがなくなったという方は多いでしょう。そして、仕事中はパソコンデスクに向かって長時間座りっぱなし。立ち上がるのは、トイレに行ったり、食事の準備をしたり、洗濯ものを干したりするときくらい。
夜は、「すっかり運動不足になってしまったなあ」と思いながら、ベッドに入る生活が続いているかもしれませんね。
さらには、そこで感じる足の重苦しさや倦怠感。足がだるくて、なかなか寝つけない日もあるのでは? これには、足の“むくみ”が関係しているかもしれません。足の筋肉には、下半身に送られてきた血液を心臓へと戻すポンプの役割があるのですが、あまり動かさずにいるとその作用が働きにくくなって、“むくみ”が生じてしまいます。
しかし、足のむくみからくるダルさは、良い睡眠の妨げになっているのにも関わらず、「別にこれくらい…」と放置されてしまいがち。それで、ベッドのなかでいろいろと考え事をしたり、スマートフォンに手が伸びてしまったりしては、“眠れない、の悪循環”です。
そこで今回は、テレワークでデスクワークが中心という方にオススメの「夜、寝る前の足のストレッチ」を紹介していきたいと思います。
こんなご時世だからこそ、すっきりとした足で、スッと入眠を目指しませんか?
夜、「寝る前の5分」でできる足のストレッチ
それでは早速、ストレッチを始めましょう。
やり方
(1)ひざ立ちになり、足は腰幅に開いてつま先を立てる
(2)右足を前に踏み出したら、ひざの下にかかとがくるように調節し、両手を太ももの上に乗せる
(3)重心を前に移動させ、左側の股関節周辺・太ももの前面をストレッチ【60~90秒キープ】
(4)お尻をうしろに引き、右ひざを伸ばしたらつま先を天井に向ける。ここで、右足のふくらはぎ・ひざ裏・太ももの裏をストレッチ。足の伸びがツラい場合は、右ひざを軽く曲げる【60~90秒キープ】
(5)(2)の姿勢に戻ったら、左手で左足の甲を持ち、かかとをお尻に近づける。ひざが痛い場合は、下にタオルを敷くと〇【60~90秒キープ】
(6)反対側も同様におこなう
<ポイント>
・腰が反りすぎないように、尾骨を引き下げた姿勢を意識すること。
・足幅や、伸ばし具合は、体の状態に合わせて無理なくおこなうこと。
・ストレッチ中は、ゆったりとした心地良い呼吸を繰り返すこと。
最後はグーンと上に伸びて、一日のうちに溜め込んださまざまな感情を放出!
以上、寝る前の5分でおこなえる足のストレッチを紹介しました。
今夜、みなさんがぐっすりと眠れますように…。
AUTHOR
高木沙織
ヨガインストラクター。「美」と「健康」には密接な関係があることから、インナービューティー・アウタービューティーの両方からアプローチ。ヨガインストラクターとしては、骨盤ヨガや産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、体幹トレーニングに特化したクラスなどボディメイクをサポートし、野菜や果物、雑穀に関する資格も複数所有。“スーパーフード”においては難関のスーパーフードエキスパートの資格を持つ。ボディメイクや食に関する記事執筆・イベントをおこない、多角的なサポートを得意とする。2018~2019年にはヨガの2大イベントである『yoga fest』『YOGA JAPAN』でのクラスも担当。
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