【慢性的なむくみを解消】リンパの流れをスムーズに「全身の巡りが良くなる」ヨガポーズ

 【慢性的なむくみを解消】リンパの流れをスムーズに「全身の巡りが良くなる」ヨガポーズ
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「リンパの流れが良くなる」と耳にしたことはありませんか?でも、そもそも「リンパ」とはなにかが曖昧な方も少なくないのではないでしょうか。今回はヨガとリンパの関係についてのお話です。

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気になる冷え、むくみ。むくみにはリンパの流れを促すマッサージも効果的です。リンパとは何なのでしょうか?

「リンパ」とは?

「リンパ」とは全身に存在する管や器官のことで、正確には3つのことを指します。一つは「リンパ液」です。心臓から送り出された血液の一部は、細胞に酸素と栄養を運ぶために血管から流れ出します。この血管に戻れなかった水分がリンパ液です。二つ目は、リンパ液が通る「リンパ管」のこと。リンパ液はリンパ管を通って静脈に戻るようになっています。そして三つ目が、リンパ管のフィルター的のような存在である「リンパ節」のことです。

このリンパ節は脇や股関節など様々な所に位置しており、リンパ液に流れ込んだウイルスや細菌を排除する役割を果たしています。リンパの流れが良くなると体内に老廃物がたまりにくくなり、むくみや冷えの改善、こりの緩和など様々なメリットを感じることができます。

リンパ
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リンパ管はとても繊細で、何本も集まって髪の毛一本ほどの細さしかありません。その中を水分が流れていきますが、この流れが滞ると体に様々な影響が出ます。その代表が脚のむくみです。リンパや静脈に回収されなかった水分がたまるのが原因です。では、リンパの流れが滞ってしまうのはなぜなのでしょうか。

筋肉からの刺激がないと、リンパは水分を回収しにくくなります。デスクワークなどで脚を動かさない方は要注意です。またリンパの流れが悪いと老廃物のデトックス効果が低くなるため、顔のくすみやクマの原因や、脚の冷えにも繋がります。さらに、血液が心臓から出て戻るまでは約一分という速さですが、リンパはゆっくり、じわじわと流れていきます。皮膚のすぐ下にあるリンパ管の先端から、出口である鎖骨付近に至るまで半日から約一日もかかります。日頃からケアを心がけましょう。

顔
AC写真

ヨガはリンパの流れを促進するのに最適

リンパの流れが悪くなる原因の一つは、筋肉のこり。ヨガやストレッチで体を伸ばし、筋肉がほぐれリンパの流れを改善することができます。また、手をあげる、脚を開くなどのヨガポーズは、身体中のリンパ節に刺激を加えることができます。そのため、リンパの流れがスムーズになるといわれています。

リンパ管は全身に張り巡らされていて、リンパ節も体のいたるところに存在します。各場所を刺激していくのも効果的ですが、全身バランスよく動かせばさらにリンパの流れを促すことができます。さっそく、リンパの流れを促すヨガポーズを行なってみましょう。

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ひるかわえみこ

ひるかわえみこ

劇団四季にて数々の舞台でメインキャストとして出演。自身がダイエットに悩み、20kg痩せた経験から、『思考と体を整える』をテーマに、ヨガをライフスタイルに取り入れる方法を発信中。



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