心のケアは体から。気持ちを上向きにしてくれるヨガポーズ
仕事で失敗した、彼氏とうまくいかない、転職活動がうまくいかない…人によって落ち込んでしまう原因はさまざま。中には「わけもなく落ち込む」「なんとなく前向きになれない」なんて人もいるのでは? そんなときは無理に「前向きにならなくちゃ!」と自分を奮い立たせる前に体からアプローチして、気持ちを上向かせていきましょう!「 子宮美人ヨガ」を指導するヨガインストラクターの仁平美香先生に教えていただきました。
交感神経にやさしくアプローチ!魚のポーズ
気分を晴れやかにしていくポーズです。気持ちが沈みがちなとき、なんとなくやる気の出ないときは、胸郭を開いて肺全体に空気を送り込み、交感神経をやさしく整えていきましょう。
HOW TO
1.手のひらをマットにつけてお尻の下へ
手の甲を上にして、お尻を交互に持ち上げながら下に敷きます。脇を締めて肘をしっかり引き寄せて。
POINT
痛める原因になるため、ポーズ中は首をグラグラ動かさないこと。脇を締めて、肘でしっかりマットを押して高さを出します。
2.胸を高く持ち上げて頭頂をマットへ
肘でマットを押しながら、胸を高く持ち上げ頭頂部をマットにつけます。胸を開き、肘と頭で上体を支えながら、体の力を抜いて鼻呼吸していきます。
※口を閉じると喉元のストレッチ効果がありますが、口を開けていると楽な方も。その日にどちらか心地よい方を選んで行いましょう。呼吸はいずれにしても鼻呼吸で行います。
3.ポーズをほどいたら膝をかかえる
戻る時は肘でマットを押して、胸に高さを出して戻ります。膝をかかえて胎児のポーズでひと呼吸。
教えてくれたのは…仁平美香先生
ヨガインストラクター、「女性のためのヨガ協会」代表。重度のPMSや生理痛を克服した自らの経験をもとに「月経血コントロールヨガ(子宮美人ヨガ)」「体軸ヨガ」などを指導。セラピストとして整体も行う。2018年1月に、著書『カラダをゆるめてこころを整える はじめての月経血コントロールヨガ』(アンダーザライト・刊)を発売。
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。
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