生理中も心地よく!骨盤底筋群を鍛えて月経血をコントロールしよう
骨盤底筋群とは、骨盤の最下部でハンモックのように内臓を支える筋肉の総称。美姿勢をキープするのも、骨盤を正しい位置・正しい角度で安定させるのも、すべて骨盤底筋群の働きによるものです。骨盤底筋群の機能が弱まると、下腹がポッコリ出てきたり、姿勢が悪くなるほか、便秘や尿漏れしやすくなります。また、骨盤底筋群がきちんと機能すれば、月経血をおしっこのようにためておき、トイレで出すこともできるのです。骨盤底筋を鍛えるのに効果的なポーズを、ヨガティーチャー仁平美香先生に教えてもらいました!
骨盤底筋群を目覚めさせて、より自然な体づくりを
骨盤底筋群は筋力を強くするだけではうまく使えません。姿勢を保持したり、呼吸するためのインナーマッスルが使えてはじめて機能してきます。
子宮美人ヨガは、別名「月経血コントロールヨガ」と言うのですが、この月経血コントロールを知っていますか? 簡単に言えば月経血をおしっこのようにためておき、トイレで出すことをいいます。おしっこと同じく長時間、無理に我慢したりしては体に負担がかかりますが、垂れ流しにしたままだと、本来使えるはずの骨盤底筋群がきちんと使えなくなる要因になってしまいます。子宮美人ヨガで、女性本来が持つ骨盤底筋群の機能を目覚めさせて子宮美人を目指しましょう。
POSE1.呼吸と骨盤底筋群を連動させて引き上げる「肘ばい引き上げ呼吸法」
重力が骨盤底筋にかからないので、骨盤底筋群がうまく使えない方におすすめ。お尻に力が入っているとインナーマッスルが使えません。骨盤底筋群は締めるというよりも引き上げるというイメージで、腰幅に足を開いて楽な姿勢で行いましょう。
HOW TO
息を吐いて(おなかがへこむ時)に会陰を引き上げて、吸った時(おなかが膨らむ時)に緩めるを繰り返します。
ゆっくり10呼吸ほど繰り返す。
これはNG
写真のように重心が前のめりになるのはNG。肩の下に肘が、腰の下に膝がくるように肘ばいになりましょう。
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