野沢和香さんがいつも笑顔な理由【わたしの、はじめの一歩】#01
自分の心の声に向き合うことは、簡単なようでいて難しい。「本当にやりたいことって何?」私たちは、自分の心の声を無視して、日々をサバイブすることに慣れている。だけど、そんなあなたは心の底から笑えているだろうか? 本連載ではインタビュー形式で、笑顔が素敵な女性たちの「笑顔のきっかけ」を探っていく。彼女たちにとって、笑顔にさせてくれるコトって何だろう? どうやってそれを見つけたのだろう? そして、それを始めたときの「はじめの一歩」って? インタビュー連載の記念すべき1回目は、雑誌「ヨガジャーナル」でも大人気の野沢和香さん。彼女の笑顔に元気をもらった人は多いはず。和香さんの「はじめの一歩」とは。
軽いノリで始めたサーフィン、たった1回で夢中に
――和香さんの笑顔に元気をもらったという人は多くいると思います。和香さんがいつも笑顔でいられる理由を教えてほしいのですが、「一番素直に笑っているな」って思える瞬間、和香さんを笑顔にするコトって何ですか?
全てのことが繋がっているので、何かひとつとなると難しいけど、サーフィンかな。自分を無にしてくれ、リセットしてくれるので、何があってもまた笑顔に戻れます。
――サーフィンにおける“はじめの一歩”はどうやって踏み出したのでしょうか?
15年程前にヒットした「Blue Crush」という映画がきっかけです。ハワイ・オアフ島を舞台にサーフィン大会で優勝を目指す若い女性サーファーを描いたもの。主人公の女性の、怪我をした経験からパイプライン(サーフポイント)への恐怖を感じながらも立ち向かっていく姿が格好良くて。観た瞬間に「やりたい!」と思いました。27歳だったかな。映画を観た翌日に雑誌の撮影があり、その話題で盛り上がったんです。実は、撮影で一緒になったモデルの子も観ていて、「やりたいね!」「やっちゃう?」なんて軽いノリで(笑)。ライターさんがスタジオ近くにあるサーフショップを教えてくれ、その日のうちにウェットスーツをオーダー。さらにそのままの勢いで湘南のサーフスクールを予約し、週末にはサーフィンデビューをしました。
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