モデル・メロディー洋子さんインタビュー「ヨガが、立ち上がる強さを教えてくれた」
CMや雑誌などでモデルとして活躍するメロディー洋子さん。約10年前にヨガと出会った彼女が、ヨガから学んだこととは?
楽しいこと、つらいこと、どちらもあってこそ人生にバランスをくれる
幼い頃から新体操やダンスに勤しんできたメロディー洋子さんがヨガと出会ったのは8年前。「今はヨガが一番好きなの!」と、上級ポーズを次々と、楽しそうに披露してくれました。
「同じ体を動かす運動でも、私にとってヨガは内面を見つめて整えるための心のプラクティス。表現を追求するダンスと違って、ヨガは外の世界をシャットアウトして自分の世界と向き合えるから心身の滞りがスッキリ洗い流されて、どんなにストレスを感じていても、ヨガをすると『自分Thank you ! 』って思えるんです」
内面を磨けるヨガに夢中というメロディーさんが一番好きなのはハンドスタンド。その練習を通して、人生に繋がる大切なヒントを見つけたといいます。
「ハンドスタンドは繊細にバランスを探ってコントロールしないとすぐに崩れてしまいます。でも、難しいポーズにチャレンジすることで強くなれたり、バランスが崩れてみないと安定できる位置も分からない。人生でも、辛いことがあると精神のバランスを崩しちゃうけど、そこから立ち上がろうとする強さって、ネガティブな経験がないと得られないもの。そう思ったら辛いことも良いことだなって思えてきたんです」
以前は辛いこと=悪いことと思って避けるばかりだったといいますが、辛いこともきっと何かのレッスン。うまくいかないからこそ気づける学びや成長があると思えて感謝できるようになったそう。
「ポーズ中にグラつくことも、つねに変化し続ける人生でも、不安定で崩れてしまうことが悪いわけじゃなく、その中で”柔軟にバランスを取る”ことに意味がある。いいことだけじゃなく、楽しいことも辛いことも、両方あってこそ人生はバランスが取れているんだなって、今は思います」
昔は蓋をしがちだったマイナスな感情にも最近は向き合えるようになったおかげで、自分をもっと深く理解でき、自分をもっと好きになれたというメロディーさん。
「辛さを乗り越えると成長できるから、落ち込むことにも『Thank you ! 』だし、何があってもハッピーに感じられます。自分が変わると周りもどんどん変わるから、この気づきを広めてみんなをハッピーにできたらって思います」
メロディー洋子さんプロフィール
アメリカ・カリフォルニア州出身の人気モデル。ARTISTIC & CO. / festaria bijou sophia の広告イメージモデル、COSMOPOLITAN カバーガール、その他、多数のファッション誌、広告、ショー等で幅広く活躍中。Instagram:melodyyoko_devine
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