「お腹痩せのためにいろいろなトレーニングを試しているけれど、なかなか効果が出ない……」そんな人はいませんか?そんな人に見直してもらいたいのが背面の筋緊張です。
デスクワークや姿勢のクセで、背面(特に脊柱起立筋や広背筋など)がガチガチになっていると、腹横筋や骨盤底筋といった「お腹を引き締めるインナーマッスル」は働きにくくなってしまいます。この状態で腹筋運動をしても、外側ばかり固くなり、ぽっこりお腹の原因解決にはつながりません。
背面の筋群は過緊張しやすく、背中が緊張すると前面の筋群(腹横筋・骨盤底筋・肋間筋など)も抑制されてしまいます。
そこでおすすめなのが、背面の緊張をほどくこと。プッシュ動作を使って背面の緊張をリリースしながら、前面を活性化するアプローチです。たった1分のフローで「ゆるめて→引き締める」スイッチを入れれば、呼吸も深くなり、ぽっこりお腹から卒業できます。朝でも夜でもOKなので、自分の呼吸と体に丁寧に向き合ってみてください。
①四つん這いになり、息を口から吐きながら膝を浮かせます。
②骨盤を軽く後傾し、背中から腰まわりを広げるように呼吸をします。ここで背面をゆるめる下地をつくります。
③10回ほど繰り返したら、体を小さく丸めるチャイルドポーズで休みます。
動画で丁寧に練習したい方はこちら
4/4