ハミ肉は脇や背中からお腹周りにつきやすく、一度ついてしまうとなかなか簡単に落とすことができません。このハミ肉がつく原因として、背中の筋肉が衰えて肩甲骨が外にずれてしまうことが考えられます。肩甲骨が外にずれる、というのは、肩甲骨を背骨側に寄せる筋肉である菱形筋の働きが弱くなっているために起こります。
背中の筋肉が衰えると猫背姿勢になりやすく、背中だけでなく腕の付け根付近に余分な肉がつきやすくなります。この余分な脂肪がブラのハミ肉になります。
背中の筋肉は普段見えないこともあり、意識して使われることが少ない部分。脂肪がつきやすいためエクササイズで解消していくことが大切です。運動以外に日常では以下のことにも気をつけましょう。
下着のサイズに気をつける
下着が小さすぎると、入りきらない部分がはみ肉として定着すると言われます。体はその時その時の調子で変化するため、下着を購入する際は正しいサイズを選ぶようにしましょう。
正しい姿勢を心がける
長時間のデスクワークを行う際はたまに背伸びをしたり、体勢を変えるようにして下さい。前のめりの姿勢がくせになると猫背になり、背中に余分な肉がつきやすくなります。
(1) 両膝立ちになる。床についた膝は腰幅程度に開き、両手をバンザイして脇と両ひじを90度に曲げる。
(2) 息を吐きながら体をねじって右手で右足のかかとを触る。息を吸いながら元に戻ったら、次は息を吐きながら体を左にねじって左手で左足のかかとを触る。
余裕があれば足を触る時に、右手で左かかとを、左手で右かかとを触ると、さらにねじりが深まります。無理のない範囲で10回〜15回実践してみて下さい。
運動中は腰が反れてお腹が突き出ないように、お腹に力を入れて行いましょう。
エクササイズの詳細はこちらの動画でも確認いただけます