"元祖プラスサイズモデル"アシュリー・グラハムがヌードセルフィーをSNSに投稿した本当の理由

 "元祖プラスサイズモデル"アシュリー・グラハムがヌードセルフィーをSNSに投稿した本当の理由
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長坂陽子
長坂陽子
2021-06-29

元祖プラスサイズモデルとして人気と支持を集めるアシュリー・グラハム。女性たちにありのままの姿を受け入れようとアピールしている。

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多様な美の形を受け入れようとアピールしてきたプラスサイズモデルのアシュリー・グラハム。先週インスタグラムにヌードセルフィーをアップ、女性たちに改めてメッセージを贈った。「夏が近づき薄着になって肌が見える服装が多くなると、多くの人がそれに苦しい思いをしている。私の名前をタグ付けして投稿されたこれらのたくさんの美しいボディの写真が、自分のボディを愛する気持ちを高めてくれればいいなと思う」とコメント、自分の体型を受け入れようという彼女のこれまでのメッセージに賛同した女性たちが投稿した写真をシェアしている。

続けてアシュリーは改めて女性たちにボディポジティブの大切さをアピール。「”あなたの体は美しい”という私の言葉を信じてほしい。自分に”私はタンクトップや水着を着られるほど素敵でもないし、スリムでもセクシーでも完璧でもない”と言ってしまうのは簡単だということも私はわかっている。でもあなたはそのままで充分、ものすごく素敵なの。自分の人生をフルに満喫するのを躊躇しないで。そして毎日自分に”愛してる”っていうのを忘れないで!」

自分を愛するためにエクササイズをする

そんなアシュリーにとって自分を愛する1つの方法がエクササイズ。昨年初めに彼女は男の子を出産したが、妊娠中もエクササイズはほとんど休まずに続けていたそう。出産後のインタビューでは「運動することは自分のメンタルヘルスにとても役に立っている」と語っていた。両親が大学時代に運動競技に取り組んでいたそう。でも「17歳でニューヨークにきたときにエクササイズをやめてしまったの。モデルの仕事を始めて『こういう体型にならなくてはいけない』と言われるようになったせいで、体型なんて気にしないと思うようになった。でもそのうちにエクササイズをすると気分がよくなることに気がついたの。今では”モーションはローション”だと思っている。動かないと体が凝ったり痛くなったりする。動いていると体や緩み、恐れを忘れ、なんでもできるって気持ちになれるのよ」。

人の求める体型にするためではなく自分の体を愛し、快適にするためにエクササイズをする。ボディポジティブの流れが大きくなるにつれ、アシュリーのメッセージは多くの女性たちの支持を得ている。

アシュリー・グラハム
2021年4月にニューヨークのタイムズスクエアで行われたマイケル・コースのランウェイに参加したアシュリー・グラハム photo by Getty Images

 

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長坂陽子

長坂陽子

ライター&翻訳者。ハリウッド女優、シンガーからロイヤルファミリー、アメリカ政治界注目の女性政治家まで世界のセレブの動向を追う。女性をエンパワメントしてくれるセレブが特に好き。著書に「Be yourself あなたのままでいられる80の言葉」(メディアソフト)など。



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